どうもひろぺん<hiropen_care>です。
今日は私の人生を変えてくれた本の1つ『チーズはどこへ消えた?』を解説していきます。
私は現在でこそ、2社の企業の役員をしながら、現在3事業目に着手しています。
現在は転職市場も活気づいている8月で、変化が多い時期ですので、そのような方の背中を少しでも押すことが出来ればと思います。
- 変化がなにより嫌だ
- 失敗すると失うかもしれないという恐怖を持っている
- 周りから言われて行動を辞めてしまう
- 現状維持こそ正義だ
- 退職・転職したいが行動に移せない
今の立場や状況の1つを作ってくれた本の1つですので、わかりやすく解説出来ればと思います。
チーズはどこへ消えた?『あらすじ』を5分で読めます。
『チーズはどこへ消えた?』の本の詳細
名だたる企業の社員教育にも使われている本です。
- Apple社
- ベンツ社 …etc
そして、発行部数は下記の通り
- 全世界2800万部
- 日本400万部
著者はスペンサ−・ジョンソン氏です。
日本人大リーガー大谷 翔平選手も愛読している本です。
登場人物は四人(2匹と2人)
ねずみのスニッフとスカリー


小人のヘムとホー


チーズはどこへ消えた?
昔、ある遠い国にいた『二匹のネズミ』と『二人の小人』の4人はチーズが大好きです。その大好きなチーズを探すために毎日迷路の中を一生懸命さがしていました。食料にするためと、幸せになるためだ。
そんなある日、チーズステーションCという場所で山のようなチーズを発見します。
大喜びしたネズミ2匹と小人2人は毎日ここでたらふくチーズを食べる生活をしていきます。長い間快適で美味しくて。楽しい生活が続きますが、もちろんチーズがだんだんと減っていきます。
*ちなみに小人2人は徐々に慢心していき、ルーズになっていきます。
そして、いつしかチーズはきれいさっぱり跡形もなく、無くなってしまいました。


当然のようにネズミ二匹はチーズを探すためにもう一度迷路に入っていきます。
一方、小人のヘムとホーはこう言います。
どうしてこんなことになったのだろう?誰も注意してくれなかった!こんなの間違ってる!こんなことがあるはずがない!


二人は現状維持を選ぶが…
ヘムとホーはチーズが無くなり、今後どうすれば良いか途方にくれながら、悩みに悩み抜きました。
そして、出した答えが現状維持です。


でも、ご想像どおり、待てども、待てども、当然ながらチーズはもどってきません。
二人は次第にお腹も空腹の限界に近づいていき、心身ともに疲弊していきます。
行動することを選ぶ『ホー』現状維持を選ぶ『ヘム』
ついに、意を決してホーが迷路にでていきます。なぜか。
ホーは行動しなければチーズが手に入らないことに気付きます
しかし、ヘムは否定的です。

ホーはこのように返します。

そして、ヘムを置いて、ホーは迷路に出ていきます。
未知の道(迷路)は恐怖だが、その先に見つけたモノは
意を決したは良いが、実際に迷路に出てホーに立ちはだかる大きな壁です。
それは恐怖
一歩迷路に出るとそこは今までみたこともない場所です。

と危険かもしれない恐怖でとまってしまいます。
しかし、ホーはここで冷静に自分を客観的にみて自己分析をします。

そして、前進することを決意します。
未知の迷路に一歩足を踏み出すと、ホーが感じたものは恐怖ではなく、そこでは笑みを浮かべ快感を感じました。ホーもその自分に気が付きます。

そして、彼は壁に以下のように書きます。
恐怖を乗り越えると楽な気持ちになる
1番怖いのは何がおこるか想像しているとき
ホーは行動さえ起こせば、そこに恐怖なんてなにもないことがわかりました。
古いチーズに見切りをつければ、新しいチーズが見つかる
長らく、いい気分になっていなかったホーは意気揚々にチーズを探しつづけ、しばらくすると新たなチーズステーションを発見!
中に入ってみると、残念な結果が。もうすでに空っぽでした。
ここで、さらに新しい法則に気付きます。

この時になると、ホーは過去にとらわれず、現在(今)に集中できるようになっていました。
なのでもっと早く探していればと後悔することなくさらに迷路の捜索を続けます。とはいえ、まだ見つかりません。それでもホーは足を止めることなくさらにスピードを挙げて、探し続けます。
変化バンザーイ!
ついに、その時が訪れました。
ホーは新たなチーズステーションをみつけたのです!
今までみたこともない美味しそうなチーズが山ほどあります。
そして、そこには『スニッフ』と『スカリー』が先に見つけていたみたいで、美味しそうチーズをたべていました。


ホーはしばらく呆然としていたものの、次第に喜びが溢れ出し、笑顔で2匹のもとへむかう
そして、おしそうなチーズを掲げてこう言います

私自身がこの本で学べた人生の教訓3つ
この本は『ネズミ』と『小人』と『チーズ』と『迷路』のわかりやすい4つのキーワードの話です。そして、この本のあらすじを読んでみて、これが人生の暗喩だと気付いた方は多いのではないでしょうか。
小人の『ホー』が探し求めいたチーズ=自分が人生で求めているもの。
これは人それぞれだと思います。例えば
- 仕事を成功させる
- 時間を得る
- お金を得る
- やりたいこと叶える
- 良好な人間関係
『チーズ=自分が人生で求めているもの』をみつけるためには、人生という複雑な迷路を進まなくてはなりません。
勇気を出して変わろうとしたホーor 恐怖に支配され現状維持のヘム
あなたはどちらの生き方を選ぶか
そして、実は誰にでも平等にある権利はこの選択する権利です。一歩踏み出すか、踏み出さないかは自分次第。
1:『変化』とは何かを失うことより、何かを得る事のほうが多い
このブログでも何度かお話していますが、私の過去はダメ人間でした。その時は変化をすることを恐れるというより、面倒くさいの気持ちが強かったのですが、現状維持をする人には選ぶ理由があります。
それは、HOMEOSTASISI(恒常性維持機能)という言葉。これは、心理として「なにか失うんじゃないか」と失うことを恐れていることです。・
わかり易い例が介護企業にも多い、ブラック企業に勤めている社員の心理
ブラック企業に勤めている人達の多くはブラック企業に勤めているコトを把握できています。そして、彼らの多くは口を開けるとこのように言います。
- こんな会社今すぐ辞めたい!
- いつか辞めてやる!
- もうやってられない!
皆さんの周り、もしくはご自身がそのような状態になっていないでしょうか。
実は言っている人の割合に対して、『転職』の行動に移す人は多くないです。
*意外と辞めるひとはスッといなくなるケースのほうが多いはず。
行動に移す人が多くない理由は本を教訓にするとシンプルです。
恐怖に支配されているため
- 転職がすぐに決まるかな
- 次の転職先がまたブラックだったらどうしよ
- 転職活動中にお金がなくなってしまったら
- 新しいことをするのは億劫うだ
すぐに悪い方に考えてしまいます。下記の構図です。
現状に対する不満 < 現状に対する不安
私個人の主観としては、いつもお伝えするように『時間』をロスすることが『幸せな人生を構築していく』ことにおいて失っていはいけない無いモノと感じるため、本当に嫌なら絶対転職すべきだと考えている人間です。
とはいえ、実際にすぐ動けない人も多いはずです。
決断するという英語で【DECIDE】とあります。この英語の語源は『切り捨てる』という意味です。決断=切り捨てると考えることができますね。
なので、理解したいことは『新しいチーズを得るためには古いチーズを切り捨てること』
- 決断:古いチーズをきりすてること
- 変化:新しいチーズに出会うこと
上記を意識して変化を続けることが『幸せな人生を構築する』上で非常に重要であると私は考えます。
2:過去の失敗などは現在に全く関係ない
過去の失敗や環境は現在に関係ないことを理解すべき重要性。
過去に失敗している人は、その失敗や恵まれなかった環境をいいわけにして、なにもかも諦めてしまう人がいます。
例えば以下の内容
- この家庭に〜
- あの高校に〜
- あの大学に〜
- 入社する会社が〜
- あの時転職すれば〜
- もし才能が〜
当然ながら、『スタート地点』や『現在位置』『才能は平等』『環境は平等』なんてきれいごとだけを伝えるつもりはないです。
もちろん、現在借金があったり、逆に高待遇で恵まれているとチャレンジしにくいし、高学歴だったり、現在なら新卒だと就職活動は有利に決まっています。
ただ、そんなことは自分が行動するかしないかには関係ないです。過去を生きるわけではなく、今から未来にかけて生きて行くのに、過去に囚われる人生は勿体無いです。今この瞬間に前にすすむかきめるかは今の自分
過去を悔やんだところで新しいチーズはきません、それなら前に進んで、新しいチーズを探すことのほうが合理的ですよね。
『学歴、お金、時間などがない』といいわけをしているうちに前にすすみ続けていれば、学歴以上の成果をあげたかもしれません。そして、どこかにはそのように自分に打ち勝っている人がいて、成功を掴み取っていきます。
過去の自分のせいにすることは他責に近いものがあり、結局は今の自分がかわらない限り、何もかわりません。過去に囚われている『時間』を使うなら、今この瞬間からかわるための『時間』を使いましょう。
3:望んでいるモノ(チーズ)は常に恐怖の先にある
とはいえ、前述のように言葉だけでいうと、とても簡単やんけ!と思う方も多いと思います。実際に行動となるとそう簡単ではないですし、行動を起こすのは怖いものですよね。
失敗すると失うかもしれない恐怖もあります。例は以下の通り。
- あれやこれやと親族や友達から言われる
- 生活が今以上に苦しくなる
- ドリームキラーから言われる
しかし、結局自分の欲しいものは恐怖の向こう側に用意されているものです。
なので考え方をかえると、恐怖を感じている=挑戦しようとしている証拠
正しい道を歩んでいる1つの証拠と言えるのではないでしょうか。
『恐怖』が来たときは、「その先に欲しい物があるんだ」と転換できるくらいに人生の人生を楽しむためと考えるのはいかがでしょうか。
最後に
今回のあらすじを読み、皆さんは新しいチーズ求めますか。それとも求めないですか。
現在、転職するか悩まれている方はこれを木に一歩踏み出すこともありかもしれません。
現状維持=変化に対応できず衰退していくモノだと考えていますので、私はこれからも新しいチーズを求めて日々挑戦していきます。それは立場的にも、私が止まると下で働いている部下達のためにもなりませんし、会社が停滞してしまいます。
もし、まだ読んだ事がなくて、ご興味ある方は『チーズはどこへ消えた?』を一度手にとってみてはいかがでしょうか。

ヘムがその後どうなったか知りたい方はこちらの本をご覧ください。
コメント
コメント一覧 (12件)
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[…] もし自分にそこまで行動力がない!や決済権がないため、働きかけることができない!と考えてしまっているならこちらで行動することの大切さもぜひ学んでほしいです。 […]
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