今の会社を退職するための正しい手順を知りたい。

・初めて退職をするけど手続き方法や手順をしりたい
・退職手続きの注意点は?
・明日から会社に出社したくない。手続きは郵送?
このような悩みを解決することができます。
入社するときとは異なり、退職時は会社からも何かといい顔をされにくいため、なかなか切り出せない方がいるのではないでしょうか。
上記のような退職しにくい状況の場合でも、自身に退職する意向があるなら諦めずに正しい手順通りに退職手続きを進めていきましょう。

僕はパワハラ上司のせいで即日退職したから、退職するときは正しいルールや手順を知っておいて損はないことを断言できるよ!
当記事では、本日は前職で即日退職した経験を元に「退職手続きを行う際の正しい手順(ハウツー)」について記事にしていきます。
明日から会社に出社せずに退職することも可能!正しい4つの退職手順【ハウツー公開】
「退職方法」の正しい4つの手順をご紹介します。明日から会社に出社せずに退職する方法も同時に解説します。
明日から会社に出社せずに退職したい方は【退職手順③】から御覧ください
正攻法だと最短で2週間後が退職日となる
手段はメールや電話、LINE(社風による)
郵送の場合は内容証明郵便で「退職届」を提出
会社への返却物を「直接」もしくは「郵送」+受け取る物をもらう
上記の手順1〜4をさらに詳しく知ることが出来るように、順に説明していきます。
【退職手順①】退職の報告準備をする
明日から会社に行かないと考えている場合・そろそろ退職したいと考えている場合
まずは、どちらとも下記の通り確認することがあります。
退職報告の準備時に確認すること
- 自身の退職日をいつにするか
- 有給休暇は何日あるのか
- 退職理由は何にするのか
1. 自身の退職日をいつにするか
退職日の決定を自身の中で決めてください。
その際、最重要次項として、正攻法で即日退職するためには「民法627条で定められている2週間先」が最短退職日となります。

2週間後が退職日となるなら、出社しないといけないの?

大丈夫!退職日が2週間後でも条件さえ整っていれば出社する必要はないよ!
出社する必要がない条件とは
正社員で退職日が2週間後でも出社する必要のない条件とは、正社員が即日退職できる3つのケースにあてはまることです。
有給休暇は何日あるのか
有給休暇の残り日数によって、以降の対応もかわってきます。ご自身の有給休暇の残日数がわからなかったり、そもそも有給休暇の取得に関してルールがイマイチ理解できていない方は、下記事を参考にしてくださいね。
【退職手順②】直属の上司へ退職報告
退職の報告準備が出来るといよいよ「直属の上司へ退職報告」をします。退職する時に、どれくらいがベストか?と悩まれる方もいるかと思いますが、よく言われるタイミングは1ヶ月前〜3ヶ月前が良いと言われています。

上司にどのように切り出せばいいかわからないよ…
切り出し方にルールはないですが、「今後のことでお話させていただきたいです。お時間をいただけないでしょうか。」などの定型文でマナーとしては問題ないです。
民法的には『2週間前』の退職報告で問題なし
退職報告をしてから◯ヶ月も、務めたくない!
という方は民法627条の通り、『2週間前』の退職報告であれば、問題ないことを知っておくとよいでしょう。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
上記を知っておくだけで、安全に通常退職も即日退職もすることが可能になります。
退職理由は『個人の都合の諸事情』がベスト!
退職理由はあれこれ考えずに『個人の都合』『諸事情により』で問題ありません。
退職理由の本音が会社への不平不満が理由がだとしても、ラクに辞めたいのならなおさらです。理由は下記の通り。
『会社への不満』などを口にすると「その点を改善するからとどまって欲しい」と引き止めにあってしまう確率が高いため
ラクに辞めるためにも『個人の都合』『諸事情により』を退職理由にしていきましょう。

『個人の都合や諸事情』を深堀りされると面倒だから、他になにか良い理由はない?
上記の場合は、今働いている会社には全くない業種の仕事をしたいことを伝えると、上司も何も言えないため、退職理由として使いやすいです。
【退職手順③】「直接」もしくは「郵送」にて退職願(退職届)の提出
前述の手順①の「退職の報告準備をする」と手順②の「直属の上司へ退職報告」がスムーズに行けば、直接退職願(退職届)の提出を行いましょう。

退職願と退職届の違いってなに?
単に言葉が違うだけではなく、退職願と退職届は意味や効力が異なります。
簡単に違いを説明すると以下の通り。
退職願:会社と労働契約の解除をお願いするための書類なので、会社が承諾するまで撤回することが可能
退職届:退職することが確定した段階で、会社に対して労働契約の解除を一方的に届け出るため退職撤回が不可能
実際に、まだ万が一戻る可能性があるならば『退職願』を提出しましょう。必ずやめる意思があるなら『退職届』を提出して問題ないです。
退職届を郵送する人は「内容証明郵便」を使うべき
直接、退職願(退職届)を出すことができない人・したくない人が主に『郵送』対応になるかと思います。
そして、連休明け・明日から会社に行きたくない方の提出方法だと思います。
即日退職したい状況下においては、会社を信用していない方も大半だと思いますので、郵送で退職届を提出する場合は『内容証明郵便』で提出することをおすすめします。
内容証明郵便とは
「いつ」「誰が」「誰に」「どういう内容の」郵便を送ったかを証明する郵便のことです。
【退職手順④】最後にやるべきことをする
退職手続きの最後は会社に必要なものを返却しましょう。
重要な返却物は以下の通り
重要な返却物
- 健康保険証
- 社員証
- 制服・作業服
返却と同時に必要な物や書類を請求しておきましょう。
重要な請求物
- 離職票
- 源泉徴収票
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 退職証明書
細かくいうと上記以外にもあります。まずは上記のものを返却・請求しましょう。
この作業が『退職時、最後にやるべきこと』です。

やることはわかっても、やっぱり自分で退職手続きをすすめる勇気がないよ…ってなるよね
知識をつけてもなお、自分で退職手続きをする勇気がなく、怖いな〜と感じるなら「退職代行サービス」に無料相談してみることをおすすめします。
即日退職を自分で手続きが難しい…と感じる方は『退職代行サービス』を利用すべき
当記事において、通常の退職手続き・即日退職の手続き方法を解説してきました。
しかし「自分ではできないよ」と、思われた方も多いのではないかと思います。特に即日退職したい方は「できない」と感じるのではないでしょうか。
そもそも、普段から問題なく勤務継続することが出来た会社であれば、会社や上司を信頼している関係性のため「即日退職」をしたいと思わない。
上記の通り、即日退職をしたいということは何かしら現状に問題を抱えていますからね。
なので、いくら知識武装しても会社に対して、上司に対して同等と正攻法で即日退職を申し出ることが困難な場合もあります。
そこで救世主として今流行りのサービスの「退職代行サービス」という自分に変わって退職手続きを正攻法で代行してくれるサービスがあります。
この退職代行サービスを使うと、労働者側が会社に連絡することもなく、明日から会社に行かずに済む手続きをしてくれます。

僕が、ブラック介護施設を離れるときに使ったサービスは退職代行SARABA。24時間対応かつ丁寧な対応だったので、本当に助かったよ。
他にも退職代行サービスでオススメがあるため、あわせて紹介していきます。
退職代行サービス体験者が選びぬいたおすすめ企業3選

退職代行サービスも全国のサービスを数えると、ざっと20社以上あります。
このサイトでは、その中でも条件を絞ってご紹介します。
その条件とは「成功率が100%」「万が一失敗しても全額保証」「業界内では大手(実績・認知度・安心)」「ボッタクリ価格ではない」から以下の通り抜粋しています。
- 労働組合が運営「退職代行SARABA」
- 認知度No.1「退職代行EXIT」
- セラピスト兼弁護士が運営「退職代行jobs」
順にご紹介します。
1|労働組合が運営「退職代行SARABA」

オススメ度:
公式サイト:退職代行SARABA
- 料金プランが業界水準最安値
- 行政書士の在籍により書類作成・手続きがスムーズ
- 労働組合が運営
- 相談当日より退職代行実行が可能
上記の通り、SARABAは労働組合が運営しているため、賃金未払い問題をはじめ有給休暇に関する交渉やに関しても対応することができます。

弁護士法の違反の心配もないよ!
交渉権を持っているのは弁護士か労働組合団体だけです。
※交渉権がないものが交渉すると弁護士法の違反があります。
さらにSARABAの退職成功率は100%(2021年2月現在)なので、問題なく退職したい方は退職代行サービスだとSARABAの利用を一番にオススメします。
\明日から出勤不要/
公式サイト:https://taisyokudaikou.com
参考:退職代行SARABAのメリットや評判を確認
2|認知度No.1 退職代行EXIT

オススメ度:
公式サイト:退職代行EXIT
- メディア掲載実績No.1
- 近年の退職代行サービスブームの火付け役
- 無料の転職によくサポートあり
- LINEの相談対応・即日対応が圧倒的に早い
上記の通り、EXITは2018年に退職代行サービスの火付け役となり、現在最も認知されている退職代行サービス企業です。
火付け役となった理由には、SNSのバズがあり、そこからメディアに多数掲載された経緯があるためです。
おすすめ度がの理由は単純に利用料金が当記事のオススメ退職代行サービスの中では、少し高いことが理由です。

退職後のセカンドサービスとして、転職サポートを受けることにより、利用料金がキャッシュバックされるため、実質無料で利用可能
\明日から出勤不要/
公式サイト:退職代行EXIT
参考:退職代行EXITのメリットや評判を確認
オススメ③:セラピスト兼弁護士が運営「退職代行jobs」

オススメ度:
公式サイト:退職代行jobs
- 必要に応じて無料カウンセリングつき!業界初
- セラピスト弁護士が運営しているため、心のケアもおこなってもらえる
- LINE登録により退職・転職関連のフォーマット3種プレゼント
- 相談当日より退職代行実行が可能
上記の通り、jobsはセラピスト兼弁護士が運営している退職代行サービスのため、即日退職含む、退職代行業務をはじめとする賃金未払い問題、有給休暇に関する交渉やに関しても対応することができます。
現時点では「SARABA」と「EXIT」ほどの実績が目立っている状態ではありませんが退職成功率は100%(2020年6月現在)」なので、おすすめできる退職代行サービスの会社の一つです。
\明日から出勤不要/
公式サイト:https://jobs1.jp
参考:退職代行jobsのメリット・評判を確認
退職する前に転職サイトに登録を!
今後も他所で仕事をしたいと考えているなら退職手続きに移行する前に、転職サイト(エージェント)に登録しておくことをオススメします。先に登録をオススメする理由は下記の通り。
先に情報を仕入れることにより、現在の転職市場なども知ることができ、かつ間を開けたくなかったならば、すぐに転職を決めることもできるためです。

「doda」「リクルートエージェント」「ハタラクティブ」の3つに登録したよ!
事前に、次の準備をしておくだけで、気持ちにゆとりが持てるため「退職」を考えている方は、転職サイト・エージェントに登録して次の仕事のために情報収集をしておきましょう。
退職できて、すぐに希望の勤務先がきまる流れは完璧な「退職」の流れだと思います。
まとめ
退職時の手続き手順『ハウツー』を紹介しましたが、ご自身で出来る方当記事手順どおりで問題ありません。
ルール通り正しい手順で行えば、一ヶ月前に退職の申し出をせずに「即時退職」も可能です。
ただし、明日から会社に出社せず即日退職したい方は正しい手順だけでは心もとないので『即日退職の注意点や失敗しない方法』を知っておきましょう。
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