親の介護

介護は介護開始前も重要です。まず出来る2つの事【親の介護に備える】必要な資金を準備する以外に他に出来ることあり

どうもひろぺんです。

祖父がほぼ寝たきりの要介護5でショートステイ、老健やヘルパーさんにお世話になっています。

かくいう私は介護士であり、介護企業の役員です。

このような方に向けての記事です

・年金問題になった2,000万円があれば足りるのか
・親の介護が必要になる前にできることは
・介護ってどれくらいの平均期間がどれくらいなの
・お金が必要なのか知りたい
・準備しておかないとどんな事が大変なのか

上記の内容についてわかりやすく堀ります。

介護は始まる前の動き方で向こう何年に渡り、自身や自身の家族生活も変わるので思考停止、逃避せずに先見の明を持つこと。

問題に対して直視していく必要があるので
自身の体験をもとに記事にします。

介護が始まる前にまず出来る2つの事【親の介護に備える】必要な資金を準備する以外に他に出来ることあり

介護を経験したことがない方はイメージがあまりわかないかもしれませんが出来る準備はしておいたほうが良いです。

準備はざっくりと『お金を準備』するだけでは家庭崩壊レベルの問題が起きかねません。

自身の両親の貯金を把握すること

両親の貯金を把握されている方って少ないと思います。それもそのはずセンシティブな問題だからですよね。

自分も以前はそのように考えて、聞くのは失礼だとさえ思い、何も把握せずに何も決めていませんでしたがこの仕事についてからは
『両親』と『自分や家族』のためにつっこんで色々把握しています。

両親の貯金を把握することにより、自身の家計に被害がくるかもわかります。

そして後に家庭崩壊や兄弟、姉妹の喧嘩などに繋がりにくくなるのです。

最重要:介護問題が発生すると年金問題は2,000万円不足ではなく3,660万円の事実

先日の金融庁の報告書が話題になり、『年金2,000万円不足』問題があがり、連日テレビ放送されSNSなどでも国民が阿鼻叫喚したのは記憶に新しいと思います。

しかし実は2000万円以上でも足りません。
報告書をよく読むとあと1,660万円の追加費用があり、3,660万円と判明しました。

もはや国家的詐欺やな

「報告書とともに発表された資料には『ライフステージに応じて発生する費用等の例』という項目が存在します。
“子どもの誕生”や“住宅購入”といった、人生の転機に一時的にかかるお金の平均額を、官民さまざまな統計からまとめたものです。
これによると、リタイア期前後から高齢期にかけてかかるお金は、自宅のリフォーム費用として約465万円。健康維持や介護費用として0~1千万円、葬儀費用として約195万円となっています」(平野さん)

隠ぺいされていた総額1千660万円の追加費用!つまり、要介護の場合、生活費の赤字2千万円とあわせて、老後には3千660万円の備えが必要となる計算だ。

参考:https://jisin.jp/domestic/1749691/

持っている親のほうが今の世の中少ないかもしれません。

各家庭それぞれの事情により上記の限りではありませんが1つのベースとして考える価値はあります。

親族【特に兄弟、姉妹】間での資金繰りを決めておく

足りなかった場合は身内から捻出するわけですが、ここが揉めるポイントの1つでもあります。

実際に介護が始まると
【介護する家族】【介護をしていない家族】に分かれるケースがあります。
現在は核家族ばかりなので、ほぼそうですかね。

費用が足りないと【介護する家族】は【介護していない家族】と
足りない部分を捻出する費用が同額だと高確率で「嫁」や「婿」から
不満が出ます。

「なんで向こうは介護していないのに同額なんだ!おかしいじゃないか!」と

この問題もしっかり話あっておくことが重要なのですが親の資産、貯金等を把握できていないと各家庭における具体的な比率や比重の計算はしようがありません。

それでも実際に介護が始まると、予定通りに行かないことの方が多いですが、何も準備をしていない状態で介護を始めるよりギャップは埋めることが出来るはずです。

介護費用は基本逆算していくもの

介護費用は『どれくらいかかるか』ではなく『どれくらいかけられるか』を基本ベースに考えること。

そうすれば長期的な介護になったとしても大きな問題になる確率を下げることができます。介護の平均年数や自身の家計に掛かった費用の詳細は下記の通りです。

介護平均年数:4年7ヶ月

介護費用:69万円

月額費用:7.8万円

参考:https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/nursing/4.html

現在は100年時代ですし、介護が必要になる年齢や期間次第では上記の表からは大きくかけ離れるので参考程度にとどめておく必要があります。

重要:【預り金】と【代理人カード】

介護が始まった場合いざ、親の預金、年金からお金を引き出せずに困る方がとても多いです。

私の祖父が要介護5になったときにもそうでした。両親は中々祖父の口座からお金を下ろせずにバタバタしていました。

暗証番号を知っているだけで解決するかもしれないので、聞けるのであれば先に聞いておきましょう。

預り金講座を開設

もし、ある程度まとまったお金があるとするならば介護費用の支度金としてお金を預けてもらい、介護予定者名義の講座を作っておく。

そこに親から預かった支度金を『預り金』として入金しておく。

入金の際に介護費用として使用する『預り金』ということを明記した
覚書をかわすこと。贈与税はかからない。

ちなみに亡くなった時点で残金があれば相続遺産になります。

代理人カードを作成

今メインの親の口座のキャッシュカードを『代理人カード』としてもう1枚作っておくこと。

『代理人カード』は各金融機関にあるので親が元気な間に作ることをお願いしておくと良いです。

『代理人カード』があれば本人以外もお金を引き出すことが可能になります。

親の介護になった場合【誰がキーパーソンとなり対応するか】

私のケースから言うと下記の通りです。

キーパーソン  ➡ 私

第1協力者    ➡ 妻

第2協力者    ➡ 弟

第3協力者    ➡ 弟嫁

と決めています。
まだ今の所、親は健在ですが親の介護が差し迫ってからだと全うな判断がつかなかったり
今日の記事内の準備も出来ないからです。

仕事もそうですが、何事も準備と行動が大事ですね。

親の介護は突然始まるケースが想像以上に多いですよ。
私の祖父の場合も突然でした:脳卒中(脳血管性疾患)

私は結婚する前に彼女と将来の親の介護について話会いました

これを友達に言うとまず『ビックリ』されます。

介護従事者なら両親のことについて
先に話会うことは往々にしてあるのではないでしょうかね。

そもそも結婚ってとても明るい話題ですし、某結婚雑誌などでも結婚の準備でネガティブなイメージのある親の介護までは触れたことはないのではと思います。

新婚旅行をどこにするか、式場はどこにして誰を呼ぶかなどの楽しい話題とは異なり
正直いい話ではないですからね。

今話しないとあとになってからの方が大変になります。
よくある『嫌なことは先にやる。後回しにしない。』を私は実践したまでです。

こと介護に関しては希望的観測になる方も多いでしょうしそもそも考えてもみない、考えてもわからない方が大半なのでこの記事を通して、見つめ直すいい機会になればと思います。

結果:両親から感謝されました

実家に帰省したタイミングで妻(当時は彼女)と話した内容を両親に話するために両親に時間を作ってもらいました。

そこで2時間くらい話合って父も母も

「そこまで考えてくれていてありがとう。出来る限り迷惑をかけんようにするから」と言ってくれたのは嬉しかったですね。

話始めたタイミングではやはりセンシティブな内容なので斜に構えられていたのは息子だからこそすぐに察することができましたので。

話のあとに父から2人で話をする機会が欲しいとありました。

私の母は実母ではなく再婚した母なので、父がもし先に亡くなった後などのことを二人とも心配していたようです。

なので今回の私からの話は「本当にありがたい感謝している。」と言われ、介護が必要になるかはさておき

潜在的な問題を先延ばしにせず、認知症や要介護の状態になる前に話してよかったです。

 

まとめ

祖父母、両親の介護はいつ始まるかわかりません。

特に両親に関しては自身の生活や家庭、家計に深くかかわるケースが
多いので、事前に準備できることはしていくことが良いです。

初めて、両親に切り出すときは勇気がいることですが子供が思っていること以上に両親も考えていることがあるので話して損をすることは限りなく少ないです。

1番は介護が必要にならないことなので、自分はこれからも両親に対しては要介護者にならなずに済むため出来るアプローチをすることも親孝行の1つとしてしていきます。

それでは良い1日を!