どうもひろぺんです。
2社の役員をしており、『経営とは』を日々考えながら過ごしています。
現在は表向きは超ポジティブなのですが、過去はネガティブ人間で、ネガティブ思考が先行しがちでしたね。
自分がネガティブだったからこそ、経営や仕事においてのネガティブのもたらす6つの能力・メリットがわかりました。
それは今でも頭に入れながら、仕事やプライベートを楽しんでいます。
ネガティブを治したいけど、治らない!って人がいるかもしれませんが、実はネガティブがすべて悪いわけではなく、大経営者にはネガティブな人もいる事はご存知でしょうか。
- ネガティブを克服したいけど、どうしても出来ない
- ネガティブな思考の良さが知りたい
- これから独立して、イチ会社を経営をしたい
- 人と考え方が違うのだけど、不安になる
結論からいいます。
ネガティブ思考がすべて「悪」ではありません。しっかりメリットがあります。問題は使い方です。
そして、大経営者にもネガティブ思考を持ち合わせている人がいます。
個人的にはネガティブな人がポジティブになると称賛を浴び、ポジティブな人がネガティブになると批判されるのは理解しがたいです。
今日は上記のようなネガティブ思考について良い部分にフォーカスをあてた、記事にしていきます。
ネガティブ思考の6つの能力メリットを知れば、無理にネガティブを治さなくて良い
1: 行動力
過去の出来事にたいしても、将来を見据えても、なにかと『不安』がつきまといます。
実は『不安』という力が原動力になり、新しい力を生み出します。
それが不安を解消するための『行動力』に繋がります。
不安傾向が高いと得ることが出来る2つのメリット
- リスクを高く見積もる事が出来る
- 予め、リスクに備えた行動を取れる
そして、この『行動力』が仕事や人生において、リスクヘッジを取る上で非常に重要です。
人間は不安を行動力に変えてきた
日常生活においても、大きな病気になりたくないから「運動」や「健康管理」をしますし、
わかりやすい例であげると、最近の問題では金融庁の『年金で補えず、老後2,000万円不足』問題になります。
将来老後を豊かにするための視点もありますが、不安を感じるからこそ「貯金」をしたり、「資産運用」をします。
このニュースの後は、一気に各金融機関への問い合わせも増加したと言われています。
これは生命の危機です。
遡ると太古の時代から不安を解消するために、知恵を出し合い、行動してきたからこそ、今も人間が進化しながら存在しているのです。
ポジティブなら「いけるやろ〜」「なんとかなるやろ〜」と楽観的になりやすいので、こういう時に行動して生き延びてきた人間はもともとネガティブな生き物なんです。
2:『全て』の難しさへの気付き
現在のひろぺんTwitterアカウントの前にSNSでみたのを思い出し、探してきた下記の画像があります。
出典:Twitter
この『すべての人を納得させる難しさ』に気づく事が早いのはまさに、ネガティブな思考の人が最初から、思い描いている絵のはずです。
ポジティブ思考だと、『それでも諦めなければいつか納得してくれる!』という思考になりやすく、悪く言えば『諦めが悪い』になりやすいからですね。
これにはネガティブ思考に多い、ナイーブな心に未来的現実思考が先行することによるので、結果的に近道ができると1つの例だと捉えています。
3:危機管理能力
将来は必ずしも、明るいものではなく、保障されていないことを前提に未来軸を創ることができる。
私みたいな元ネガティブ経験者視点で見える特徴としては主に4点
- 計画性が欠如していないため、先々を想定
- 自身の現在の立ち位置を正確に理解できる
- 時間管理ができる
- トラブル=生産性の低下を理解しているため、小さな問題も対処できる
個人差はありますが、別になくてもやっていける!って所まで気になって準備していく傾向があります。
4: 思想
自身の思想を強固な土台にして、物事を判断するため、行動に一貫性があり、身を律することができる。
要注意なポイント
思想の押し付けは他人が苦手なものとして、挙げやすいです。ただ、思想は今回のポイントの中で負に働くと、1番問題になりやすいです。
嫌がられやすい思想の押し付けの例
「右寄り」なのか「左寄り」なのかどうなんだ?と質問をして、
自身の考えと「逆」もしくは「答えない」などになると、自身の考えを押し付けたり、最悪のケースは強制していくような状態
あくまで、自分のブレない意思程度にとどめておく必要が強い思想を有効的に活用するポイントです。
5: 策略
パワーバランスに敏感なので策略が細かく的確であり、論理的思考ができる、すなわち左脳が強い能力の人です。
例えば
「売上高が減っている」と分かり、即座に「売上高=顧客数×単価×購入数」といった計算式を頭に浮かべる力です。
そして問題文の「顧客数が増えているのに売上高が減っている」という前提を聞いて、「購入数が減っているのではないか」「購入数=購入量と購入頻度に分けてみよう」と解決の糸口を見つける能力が高いです。
実際に周りにいるポジティブすぎる人を思い出してみてください。

という希望的観測な思考になる人がいるのではないでしょうか。
6: 経営能力
会社の将来について読む事のできる先見性も、経営者にとっては非常に重要であり、無理・駄目・無駄と思ったものに関しては敏感なのでおのずと慎重な経済管理になる。
このまま経営を続けるとどうなるか
現在行っている業務は将来的にどうなるか
リスク想定の観点から、先回りをして、経営能力を発揮できます。
現実論、ポジティブ先行型でもネガティブ先行型でも何十年も先の自社の事を読める経営者はそういません。
しかし、1年、2年先の近未来を予測し、造っていける可能性も秘めています。
ネガティブ思考をもちつつ成功した大経営者
*100円ショップダイソーの矢野社長
お客様には飽きられるもので、「ダイソーは潰れる」という確信を持ちながら、怖くて怖くて眠れなかった。
*ユニクロの柳井社長
従業員に対して、「未曾有の困難」や「崩壊」などというスーパーネガティブパワーワードを従業員に伝え続け、危機感を自身の戒めと自社の従業員へ強烈に植え付けていった。
ネガティブ思考とは、行動力がない・自信がない人・ただの偏屈といったイメージがありますが、実際はそうではないことがわかる経営者の一言ですね。
どちらとも、根はネガティブだからこそ、成功した例だといえます。
ネガティブ経営とは案外大衆をとらえられる力があるのでそれこそが、成功の鍵になっています。
ポジティブとネガティブを融合するとさらに強力
全ての人を納得させる項目で成功事例を挙げます。
『全ての人を納得させる難しさ』について、私自身は今同じ状況であれば、ポジとネガを融合し、このように捉えています。

そして、無理なメンバーがいれば、それはそれでしょうがない!(諦め思考のネガティブ)
という、『ダメ元行動』につながり、さらに、物事をより俯瞰的に見るとができます。これは私も実践していますが、本当に強力な武器です。
自分も他人も不快にならずに、良い落とし所を見つける洞察力をもち、自身ですべてコントロールできるようになります。
私が今持っている大きな武器の1つだと認識して、フルに活かしています。
経営直結の話で言うと4点
- 直近3年離職率の0%(4年前の退職も夫の転勤によるもの)
- 働きやすい職場であり、働きがいがある職場にできる
- 環境改善
- 費用対効果を極限まで高める事ができ、純利の創出
自身が持っていきたいベクトルに対して、計り知れない推進力になってくれています。
まとめ
もしネガティブで悩んでいたり、ネガティブを批判されている方はこの記事を熟読していただきたいです。
ネガティブ思考は一般的に批判されがちですが、絶対に悪い部分だけではありません。
極論、ポジティブもネガティブもどちらとも『良い部分』『悪い部分』があるので気にしすぎなくてオッケイ!!
物は考えようで本人がどう捉えるかが、非常に重要です。
私自身はネガもポジも尊重しているので、どちらの考えも持ちつつ、自分らしく楽しく仕事を出来る環境で日々を過ごします。
それでは良い1日を!!
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