
あなたが嫌いもしくは苦手な人の中に『粗(あら)探しをする人間』いませんか?

- やたらと『粗探し』をしてくる人がいる
- 何かにつけて難癖をつけてくる
- 粗探し人間に共通する心理や特徴は?
- そもそも『粗探し』の意味って?
- 『粗探し』の対処法を知りたい
- 職場が粗探し人間だらけ
上記の内容が原因で、『人間関係』に悩みを抱えている人がいるかと思います。
『粗探し』をする人間が原因で仕事、プライベート双方に悪影響を及ぼしていて、今まで対策をしていなかったのであれば、なんらかの対処方法を試してみる価値はあると思います。
というわけで、今回は『粗探し』についてあなたに役立つ情報を提供出来ればと思いますので、参考にしてくださいね。
粗(あら)探しの意味とは

『やらしい人』『嫌味ある人』はニュアンス的には合っていますね。
他人の過失や欠点をことさら探しだすこと。また、それに悪口を言うこと。
あまりいいイメージのない言葉ですよね。

粗(あら)探しをする人の心理や特徴
他人を見ていて、良い部分を見つけようとする人は多いと思います。実際に今粗探しに躍起になっている人も、過去は人の良い部分を見つけようとしていた人だったかもしれません。
ではなぜ、上記のような人が今は良い部分ではなくあらを探すようになってしまったか。
粗探しをする人は、自身と他人を比較している人が多い傾向があります。
相手が素敵な人だったり、成功者だったり、魅力的な人であればあるほど、自身と比較してしまうと「嫌だ」「恥ずかしい」「不安」といった『ネガティブな感情』が先行し、自身が見下されているかのような感覚に陥っています。
そして、どんどん自分の価値を自分自身で無くしていってしまい、このどうしようもない負の感情・ネガティブ思考を打ち消し、現実をごまかすために、相手を陥れようとあらを探すことに必死になっていってしまいます。


粗探しをする人の心理や特徴には共通している部分があります。
- 他人と比較しやすく、嫉妬心が強い
- ただあらをみたい
- 他人を見下し、優越感を得て快感や安心
- コンプレックスが多い
- 精神的に不安定やストレスの吐き口
- 自慢話ばかりしている
- 他人の粗探しをすることにより、自分を満たしている(優越感)
- 周囲から持てはやされている
- むやみやたらに正論を使う正論人間が多い
では上記の粗探しをする人の9つの特徴や心理について順に解説していきます。
粗探し人の特徴心理①:他人と比較しやすく、嫉妬心が強い

自分と他人を比較することにより、自分に持っていないモノを持っている他人に対して嫉妬心からあら探しをする心理が芽生える人がいます。

しかし、他人と比較することにより上記の『幸せになりたい』『他人に対しての憧れ』などの心理状況に留まらず、自分を卑下するような気持ちが強くなってしまうと、新たに嫉妬心が生まれてしまいます。
そしてこの嫉妬心が原因で、自分より相手の劣っている部分などのあらを探してしまうのです。
自分が他人と比較し、嫉妬しやすいと感じる方は『自己肯定感』を高めると解決できるかもしてません。
もし自分自身が上記のような感情に当てはまって締まっているなら「自己肯定感を高い人の8つの特徴」を知っておきましょう。
粗探し人の特徴心理②:ただ、あらを見たい(探したい)

さて、なぜ『ただ、あらを見たい(探したい)』と思う到底理解しかねる輩みたいな人がいるのでしょうか。

実際に性格が良いとは言いかねますよね。
しかし、もっとご理解頂きたいことは『ただ、あらを見たい(探したい)』と考えいてる人は自分で『粗探しをしている』意識を持っている人が少ないのです。
これは、人は見たくないものを見ようとせず、見たいものを見る習性があるからです。
『ただ、粗探し』をしている本人などは言葉を言い換えれば『ただ、見たいものを見ている』『ただ、探したいものを探している』に過ぎないのです。
よって、『ただ、粗探しをする』人達は見たいものや探したいものを見ている、探しているに過ぎないため、粗探しをしている自覚がありません。
ただ、あらを見たい(探したい)は人間の五感が大きく関わっている
人間の五感で感知できる全てのことは意識したり、記憶として100%インプットすることは出来ません。
脳が全てを処理しきてないからこそ、自分が興味をもったことに得に意識が集中するようにな仕組みになっています。
あとは、取捨選択しないと脳がパンクしてしまうから、自然の摂理に近いことですよね。
では、あなたにも次の経験に似たようなことはあるのではないでしょうか。
- 飲食店にいって、ある店員さんの態度が一度気になってから食事中もその人をより多く目で追いかけ見てしまう。
- この俳優さんかっこいいな〜と感じていたが、友達が「でもよく見るとロバ顔じゃない?」と聞いてからロバ顔に見えて、かっこよく見えなくなってしまった
- この人嫌いだなー(好きだなー)と思いはじめたら、嫌い(好き)なところばかりに目がつくようになり、より一層嫌い(好き)になった
ちなみに上記③の(好き→より一層好き)心理を上手に活かして『自分を好きにさせた後』自分から搾取する悪い人間がいます。
そうです。結婚詐欺や情報商材詐欺などの詐欺師ですね。

意識するようになり見えてきたということは、言葉を置き換えると『人間は興味のあることに対してはいくらでも目がいく!』ということになります。
上記のことから、『ただ、粗を見たい(探したい)人』というのはマイナス面を見たくて言いたくて我慢できないない人ということ。

幸せの提議は人それぞれであり、自分でしかその目標地点は定められないはずです。
しかし、他人のマイナス面である『ただ、粗を見たい(探したい)』心理の人は心が本当に貧しいのでしょう。
粗探し人の特徴心理③:優越感を得て快感や安心

優越感や安心感を得るために『他人の粗探しをする』ことは粗探し人間の典型的な一例です。
あらを探して、他人を見下し優越感を得る人が多い
例えば、世間で今話題の事になるとSNSなどではタイムリーに「生の声」を聞くことが出来ます。よくあるのは芸能人の不倫などですかね。
そこで『私はこんなことしない!』と感じて、自分がいい人間に感じることができます。
*話題のことになると大衆心理が働き余計にゲスくなります。

上記の不倫の内容に限らず、一般論で考えた時に、道を外している人がいたら、自分が良りいい人間だと感じたくなります。
それは、気持ちよくて満たされからです。
この優越感を感じたくて、人の粗探しをしている人がいます。

いや〜無駄な時間を使ってるな〜。
正直人の家のことなんかどうでもええやんってのが個人的な感想です。
ちなみに職場によく居る『お局様』などは粗探しをする人が多い傾向です>>『お局イジメ問題』お局の14の特徴・対処法とは
粗探し人の特徴心理④:コンプレックスが多い

では、なぜコンプレックスを多くもっていると粗探しをしてしまうのか。
コンプレックスを持っている方の特徴は下記の通り。
『自分に自信がない』→『周りと自分を比べてしまう』→『余計に自信がなくなる』
上記のループで、よりなりたい理想の自分の姿と現実の自分の姿の差が大きいことを実感してコンプレックスを感ることになってしまいます。
僕個人の考えですが、生きているならコンプレックスばかり感じるより『自分は素晴らしい!』と感じることが出来ないと結構シンドイ。
ということは、自己嫌悪感が有り、自己否定してしまったり、自己肯定感がないタイプは非常に生きづらく感じ、自分のことを自ら攻撃してストレスを与えています。


なぜかというと
他人と比較して自分が勝っている、優れているポイントを示すことにより自分のプライドを守ることができるためです。

この自分自身のプライドを守るために、『コンプレックスが多い人ほど』粗探しをしてしまいます。
粗探し人の特徴心理⑤:精神的に不安定やストレスの吐き口

自分自信で感情の起伏をコントロールできないし、自ら腹を立つことなどにわざわざ目を向けてしまいます。
+コンプレックスが多い人は特に粗探しをしやすい
さらに、前述した『粗探し人の特徴心理④のコンプレックスが多い』にも該当するならば、さらに粗探しをしてしまいやすくなります。

ストレスダメージの解決方法として、あら探しをしていまうわけですね。
精神的に不安定な状況が継続されると、状況が継続されることによりさらにイライラして感情を揺さぶられ、そのストレス発散に悪口三昧になるのです。
粗探し人の特徴心理⑥:自慢話ばかりしている


自分のことを大きく見せたり、力を誇示したいと思っていたり、自分の立ち位置を守るためだったり、そのように考えている節がある。
結果的にプライドが非常に高い傾向ということになります。
ひどい人の場合だと、自慢話の中には見栄を張るためだけに様々な嘘を散りばめたり、他の人から仕入れた話をさも自分の事のように1次情報として話をする人がいます。

そして、この不必要なプライドを傷付けられないために、自己防衛として、あらを探す人がいます。
粗探し人の特徴心理⑦:他人の粗探しをすることにより、自分を満たしている

一見幸せそうに見える人でも、あら探すをする人がいます。

上記のように、「幸せや恵まれている」という判断で重要なことは、他者目線ではなくあくまで『自己目線』が重要なのは言うまでもありません。
よって、他者からみて幸せそうに見えても、その人自身がその幸せに気づいていない事もありますし、心が満たされていなければ、それは幸せではないのです。
もちろん上記のように自身が満たされていないすべての方が『粗探し』をするわけではありません。
一部の方が『人のあら探しを始めてしまう心理』になるのです。

粗探し人の特徴心理⑧:周囲から持てはやされている


実際にこのパターンの方を観察してみると、周囲からチヤホヤされ、天狗になっている方が多いです。チヤホヤされいて、かつ仕事が出来るような人ほど、他人のことを見下してしまう人が多い傾向にあります。
実際に上記のような人ほど、自分の保守のため、現在の自身の地位を守るために『他人の粗探し』をしてしまう特徴や心理が働きます。

自分よりすごい人を心より認められない
周囲からチヤホヤされ、プライドが高い人は『本当は自分よりすごい』とおもっていても、その事実を素直に認められません。
例えば、本当は自分より仕事ができる人を周囲が褒めた時
周囲:『あの人すごいよね!生産性が高くて、一人で2つも3つも仕事を終える事ができるから尊敬するわ!』

このように相手の褒めるべき部分は褒めずに、自分がチヤホヤされたいがために、他者が褒められている姿をみるとおもしろくないのです。
さらに、小さな粗を探して他者に伝えることにより自分の尊厳を保とうとする愚かな行為にはしるわけですね。
当然周囲の人間は「この人プライド高いな」「自分がチヤホヤされないと面白くないんだな」と見透かされているのですが、当の本人は気づいていません。

他者を褒められている状況を快くおもっておらず、さらには自分がどのように思われているか心配で仕方がないんですね。
だから、必死になって粗を探して必死に他人を落としたいと考えています。結果的には自分で自分の評判を落としてしまう結果になるのですが…
粗探し人の特徴心理⑨:むやみやたらに正論を使う正論人間が多い

基本的に『あらを探す人間』は他者のことを考えずに、利己的な考えのもと行動している人の心理や特徴です。
だからこそ、正論を言って論破できている自分がかっこいい!と思っている人も多く居ます。
正論人間と粗探しをする人間の双方の共通点や特徴は『自分を大きく見せる』こともあるため、正論人間を知ることもとても重要です。
こちらの記事も参考にしてくださいね。

粗探しの人間の5つの対処法
では自分があたると面倒な粗探し人間の対処法についてわかりやすく解説します。
その①心理を知ること
上記にあげた粗探しをする人の特徴・心理を知っておくと、他人があら探しを始めても余裕がでできます。
- プライドが高いんだな〜
- 自分に自信がないから必死なんだな〜
- 周囲からチヤホヤされたいんだな〜
- 嫉妬してるんだな〜
等々、冷静に判断できるようになると、自分の心に余裕がうまれるため『粗探し』をしている人間を見ても楽観視できるようになります。
その②同じ土俵には立たないようにする
あら探しをしている人は、周りに色々発言していたり、本人にも直接嫌味な言葉や挑発的な言葉をかけてくることがあります。
この心理には色々な事が考えられますが、その一つであなたを怒らせたり、イライラさせることにより粗探しを言っている自分と同じ土俵に立たせようと罠を仕向けてくるのです。

あら探しをする人に対しては心に余裕を持ち『これは罠だ!』と考え、同じ土俵には立たないようにして『相手にしないこと』がとても重要です。
その③無表情=能面のような顔
前述の相手にしないことができると、そもそも無表情や能面のような顔で対応することができるようになります。
粗探しをする人は、誰かを吊し上げたり、自分と比較して楽しくない相手を探したりするため、話をする相手に『同意や相槌』を求めているケースが多く考えられます。
そこで話相手が無表情で能面のような顔をしていたらどうでしょうか。

無表情・能面状態で相手の話を聞いてはいるが響いていない感を出し、さらに相槌も打たずに同調しなければ、相手はこう感じるはずです。
こいつに話しても全く楽しくない…
そのように捉えてもらえれば、相手があなたに粗探しの話をしても充実感や満足感を得ることが出来ないため、勝手に離れていってくれる特徴や心理がありますよ!

要注意:効かない相手がいます
それは『空気を全く読むことが出来ない粗探し人』です。
この手の人間の場合は、他の対処法を行いましょう。
その④大人の対応をしよう

誰かのあらを探したり欠点を見つけることにより、あら探し人間は自分自身の欲求を満たしたりストレスを発散したいだけの人が多いことは前述の『粗探しをする人の特徴や心理』で解説した通りです。

このように『粗探しをする人間』は心が貧しいため、可哀想な人間なのです。このように冷静に考えることができることが『大人の対応』だと思います。
大人の対応ができるようになると楽観視・達観視できる
自身が余裕のある対応ができると、『粗探し人間』が何を言おうと、楽観視・達観視できるようになります。
『粗探し』を行う人間は精神年齢が低いことが考えらます。自身の方が精神年齢が高いと考え心に余裕を持ちましょう
そうするとこちらはイライラスすることもないし、相手の土俵に上がることは一切なくなります。精神年齢が低いということは、身体は大人でも中身が幼稚園や小学生ということです。
そうするとあら不思議!

そうですね。まともに聞くと付き合いきれないので、スルーすればよいのです。
とはいえ、実際にスルー=無視になってくるため、前述した対処法の能面になるなどを組み合わせることにより、粗探しをしている人間を見て楽観視・達観視できるようになります。
その⑤言える相手なら指摘してみる

ストレートに下記のようなことを相手に伝えます。
- 「いつも悪口言ってるやん!笑」
- 「そんなに粗探してるとしんどくない?!笑」
- 「自分が粗探ししてると相手にも仕返しされるで!」
自分が粗探しをしていると気づいていない人には「それ粗探しやん笑」くらい言えるようになるとめちゃくちゃ楽です。対等な立場ならとても良いやすいです。
自分に余裕があればあるほど、冗談っぽく〜真面目にまで幅広く言い方をアレンジできるようになるので、オススメです。
あとは「粗探しするより、いいところ探したほうがええで〜」くらいの言葉も効く人には効きますよ。
私が思うには粗探しではなく、人の良い部分探しをしたほうが有意義な時間や頭の使い方で、人生得をすると考えています>>粗探しではなく、いいところを探して自分の心を養う【人生得する方法】
あら探しをする人の心理や特徴のまとめ
もう一度粗探しをする人の9つの心理や特徴についてまとめを残しておきます。
- 他人と比較しやすく、嫉妬心が強い
- ただあらをみたい
- 他人を見下し、優越感を得て快感や安心
- コンプレックスが多い
- 精神的に不安定やストレスの吐き口
- 自慢話ばかりしている
- 他人の粗探しをすることにより、自分を満たしている(優越感)
- 周囲から持てはやされている
- むやみやたらに正論を使う正論人間が多い
対処法の振り返りまとめは下記の通りこちら。
- 心理をしること
- 同じ土俵には立たないようにする
- 無表情=能面のような顔
- 大人の対応をしよう
- 言える相手なら指摘してみる
粗探しをしている人間で好かれている人を僕は見たことがありません。
自身がまず『粗探し人間の特徴や心理』に当てはまらないかどうか確認をしてみてくださいね。
もし自分の周りに『粗探し人間』がいれば、前述した5つの対処法で自分のことを守ることくらいはできるようになります。
ただし、粗探し人間を改心させることは至難の業ですので、あまりオススメしません。人は安易に変われないからです。
粗探しをする人間の特徴や心理を理解し、対処法まで知っていると、あら探し人間に振り回されることもなく、日々を楽しめる様になると思いますので、是非この記事を何度か読み込んで、実践してみてくださいね。
それでは良い一日を!
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] […]