どうも、ひろぺんです。
知り合いの事業所管理者(リーダー)から相談がありました。
「みんなを統率できなくて、事業所にまとまりがなくて苦しいです。」
彼は愚直に仕事をこなし、猪突猛進とでもいいましょうか、ガッツがあり
昭和の香りがぷんぷんしますが、肝心なことができていませんでした。
今回の4つのコツを彼にも伝えました。彼には是非ここから成功体験を掴んで一回り大きくなってほしいです。
ちなみに私が飲食店時代に初めてリーダーになったのは23歳です。
自信満々で望んだものの、木っ端微塵にやられ、本当に当時なにもかもうまく行かず、もがき苦しんで這い上がりました。今となっては良い思い出です。
さて今、彼と同じように苦しんでいる方がいたら少しでもお役に立てればよいなと思い詳しくお話します。
より良いリーダーになるための第一歩に必要な4つのコツ
今回の結論を先に書いてしまうと
・”リーダーとは”を理解する
・目標設定をして達成までの絵を描く
・リーダーの使命のキーワードは「革新的」
・感謝の想いを伝える
上記のコツを抑えると俯瞰的に見て良いリーダーになれると思います。
年商10億の飲食企業と介護事業所を複数運営している取締役として過去の自分のリーダーの経験をもとにお話しますね。
リーダーとしての力すなわち「リーダー力」とは、イチ組織体でのし上がるために
必須のスキル
現代はフリーランスの方も多くなり、成功者をSNS越しに身近に感じたりすることができるので、社会に出て一会社に属して成り上がっていくことが正しいという一般論が崩壊しつつありますが、それでもまだまだ会社員で行く!と決めている人は多いと思います。
その中でも現在の組織でステップアップを目指したい、または現在と異なる会社の介護職員に転職してキャリアアップを目指したい方、異業種への転職を行いキャリアアップを目指して行きたい方は人材を統率する上で特に必要になってきます。
“リーダー”とはを理解する
この文章を読んでいる人はこれからリーダーを目指している人もしくは現在リーダーが多いと思います。
そんな人の中でも以外とリーダーの定義をバシッと語る事ができる人はそれほど多くはないです。
自分の経験では“リーダー”とは誰よりも努力をし、一番苦労をし、一番走っていくことが“リーダー”だと思っていましたが、結果みんなを置きざりにしてしまい、自分だけが突っ走り周りが見えなくなり、求心力など皆無になり失敗しました。
自分の中で“なりたいリーダー像”を創り、理解し、頭を使っていかないと直接的な成果につながらないし、自己満で終わってしまいます。なんなら私みたいに総スカンをくらってしまします。
介護職リーダーに限らず、リーダーとは、ある物事を自ら「みんなやろう」と切りだしみんなを同じ方向へと全身全霊で導いていく存在です。
会社という組織体に複数人集まれば、それはもうチームなのです。
そしてそのチームで何かを始める時にはリーダーが必要です。
たとえば、小学生が遊ぶ時には、その中の誰かが「サッカーをしよう」などとやるべきことを決めなければならないですね。
大人達がある場所で知り合い、今後も会いたいと願うなら、その中の誰かが「定期的に集まる場を儲けよう」と切り出す必要がありますね。
“実”のあるミーティングをしたいなら、そのミーティングをサボらず全員が真面目に出席することより、その中の誰かが「この問題に対しての解決策を考えよう」と議論を一つでも生み出すことのほうが“実”に大切である。(実だけにね)
そしてこの“誰か”がいなければ、現状の不満、不安、物足りなさを感じていても、物事は解決に向かうことはない。何一つとして動きません。
だからこそ、その“誰か”の役目を、様々な責任を負うことを重々承知した上で、自ら担うこと。それがリーダーとしての最初の一歩だと思います。
目標設定をして達成までの絵を描く
リーダーに必要不可欠のものは“志”です。
「○○を実現させたい!」という強い想いをもつならば、それはリーダー
として最大で最高の素養をすでに手にしていることになります。
その想いを大切に持ち続けて、ずっと忘れないでいること
そして同時に大切なのは“目標設定”です
目標設定をして三日坊主ならまだしも、設定するだけして、自己満足してしまい、目標設定するだけで終わってしまう人が多いのが現実。これは“リーダー”というテーマでなくとも
該当すると思います。
ここで大事なのが
①目標設定→②達成までの絵を描く→③進捗を追う
このルーティンをしっかり行うことが大事です。
自分は独立願望が強いからリーダー力なんて必要ないよね?
起業してからずっと一人で運営していくという明確な事業計画があり、自身の力のみで突破できるカリスマ性があればもしかすると必要ないかもしれません。
でも事業ってずっと一人で行っていくことの方が少ないと思います。
そしてこのリーダー力がある人は言葉を置き換えると
“人望”や“人徳”あるいは“人間力”といったその人個人の“人”として
魅力を感じる力と相関性があると個人的には感じます
なので将来起業をして、一人で切り盛りしていく人でも必ずしも必要だとは言い切れませんが、リーダー力があるに越したことはないです。
リーダーの使命のキーワードは「革新的」
最近こんなニュースを見ました。
先進国でサラリーマンの給料が上がっていないのは「日本だけ」だと。
とても暗い気持ちになるニュースですね。
このニュースはリーダーのキーワード「革新的」が大いに関係していると思います。
あの有名なamazonがここまで大きくなることを「投資の神様」と呼ばれる投資家のウォーレン・バフェット氏も予測できなかったみたいですね。
ではなぜここまで世界の小売業に影響を与えることができたかいろいろな考察がありますが、シンプルに言うと「革新的」だったからだと思います。
立ち止まらずに革新的に進んでいったからです。保守的にならずに。
そして自らの経験から言うと、コンサルで飲食事業に入った際もミッションのために色々変革を起こさないと行けなかったのですが、基本的に変化を嫌う人が多いので始まる前からネガキャン祭でした。
建設的な意見交換など皆無..
その企業は取り扱っている素材は良いのにお世辞にも商売が上手とは言い難いもので、その背景として、邪魔をしていたのはその企業の歴史でした。
約200年近く続いている老舗だったので歴史を重んじる事は理解できるし、先祖代々受け継がれてきたものを自分の代でも継いでいきたい!
という現社長の気持ちは現社長にしかわからないのかもしれませんが、俯瞰的にみてその看板が重圧となり重くのしかかり、新しい時代に対して、新しい挑戦を試みず、結果的に時代錯誤をおこしていました。
戦略も守、守、守のなんの変化もなく、会社の業績は落ちる一方でゲームオーバーに向けて、片足を突っ込んでしまっている状態です。
そう“リーダー(社長)”が保守的だったからです。
間違いなくその時に必要なのは「革新」であり、「革新的」なリーダーが必要でした。
時代の流れは思っている以上に速いです。
リーダーとは「保守的」より「革新的」でないと会社はもとより、リーダーの自分自身が時代に取り残されていってしまいます。
ちなみに保守的なことが悪いとは思っていません。別のテーマになりますが
チーム内には必ず必要だからです。あくまでリーダーとしての話です。
感謝の想いを伝える
想いは言葉で伝えないと伝わらない。とこれはよく言いますね。
自分は入社した社員に一番最初の研修で伝えています。
どんなに小さな感謝でも言葉でしっかり伝えることをしなさい。そこに当たり前はないから。
リーダーも上記の絵を描き、革新的であったとしても周りにわかりやすくシンプルに伝えていかないと相手には伝わらないものです。
ましてやしっかり伝えないと全くもってまとまりが生まれません。もちろんチームとしても機能しません。
それでもしすべてがうまくいってるなら、周りの適応能力が高いもしくは周りの自己成長に対しての意識が高いからです。
想いを伝えない場合そこに何かしらの意図があるなら、必ずしも伝える必要はないかもしれませんが、ほとんどの場合伝えなくていい意図なんてないと思います。
①任した仕事をきっちりこなしてくれた
②主体性をもち、仕事に取り組んでいた
③他者のミスをリカバリーしてくれた
自身がリーダーならこの①〜③に対してまずはなんて言いますか。
まぁ一言でいうと良くないですね。
まずはシンプルでいいんですよ。
賃金をもらっているのでやって当たり前みたいな考えだけでは正直もったいないです。
誰も得をしない
同じ時間を使って考えて相手に伝えるなら双方ともにポジティブになれる
言葉のほうが有益です。
相手に伝えるってことはお互い有益になるので、伝える意味の本質だと思います。
感謝を伝え続けると毎日人生良い方向に向かうと自分は感じているので
これからも伝え続けます。
チームの役目を担う
目標設定だけで終わらない
守りにばかりせず、攻めていこう
まわりを見て気づいて感謝を発する人間になる
以上が【良いリーダーになるために】4つのコツです。
重要なの継続すること
何事にも成功するために必要な「継続する」こと。
半年振り返り、何なら、1ヶ月、1週間、毎日と振り返る習慣を
つけてみてください。
今回の4つのコツだけではもの足りなくなるはずです。
その時には周りからの信頼は強固なものとなり、新しい挑戦をしていくための土台ができています。
ということで私も引き続き、目標設定をして絵を描き続け、革新的でありながら、日々の 出来事に感謝していきます。
それでは良い一日を!
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