【必見】新人・未経験介護士の指導方法!圧倒的に出来ていない人が多い!マニュアルより大切なこと

ひろぺん

新人・未経験介護士の指導方法って明確に説明できますか?

悩み人

・初めて新人・未経験介護士の教育担当になったけど指導方法がわからない
・新人・未経験介護士の指導方法で注意点や知っておくべきことって何があるの?
・新人・未経験介護士に出来ない上司だな〜って思われたくない
・今まで新人の教育担当をしていたけど、自信がない…

新人・未経験介護士の教育担当になり、上記のように悩んでいる方が解決できる記事になっています。

介護士として、一定のキャリアを積んで、才能が買われれば新人指導を任されるようになります。実際に、何度か指導を行っていく上で、指導方法のコツを掴むことが出来るかと思います。

しかし、コツを掴んでも「これで合っているのかな?」と不安になることもしばしば…

でも安心してください。
本記事を読んでいただければ、マニュアルより大事なこと。新人の悩みを理解し、間違ってはいけないこと、重要なこと、さらには介護職員の新人教育の真理までもわかるようになりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

目次

【重要】介護職に限らず新人教育の目的を理解する

ひろぺん

新人教育を行う目的を理解しておくと、そうそう道が外れるような教え方をすることはありえないよ!

まずは「新人・未経験介護職員」の担当になるあなたが、介護職に限らず組織や企業においての新人教育」の目的を理解することが重要であり、必然です。

上記をわかっていない人が圧倒的に多いです。

新人教育の目的は企業・組織全体の戦力底上げ

介護施設の運営において、人材不足となげいている施設ほど、「新人教育の目的=企業・組織全体の戦力底上げ」を理解せずに、新人教育を行っています。

そのため、パッチワークのようなつぎはぎで誤魔化し誤魔化し人材の補充をただ行うだけになってしまいます。

そのまま教育の重要性を教育担当者も新人・未経験の介護職員も理解することなく「なんちゃって教育期間」を経て、現場に駆り出されています。

冷静に上記の文を読んでみていかがでしょうか。

当然、良質な介護施設の運営なんて出来るわけがありませんし、人材が立派に育つわけがありません。

介護施設の運営の話までになると、介護施設を運営している経営者などの問題になるため、当記事の主旨とずれてしまいますのでここでは深堀りしません。

まともな介護施設を運営している経営者の元で働いてい介護士がどんな状態か知りたい方は「人材を人財と考えている施設で働いている介護士が素敵すぎた話」をご覧ください。

新人教育の目的を新人担当者であるあなたが理解をしないと、全く話にならないことは声を大にして伝えたいことです。

新人教育の真理とは

介護施設の多くが営利法人で運営しているため、慈善事業ではありません。

ひろぺん

僕も社会に貢献しつつ、対価として売上をもらい利益を上げることが重要だと捉えているから、ご奉仕なんてサラサラ思ってないよ!三方良しの考えは重要!

間違いなく新人教育次第で企業全体の収益が上がる=介護士の待遇改善に繋がります。

上記の通り、介護施設の運営で、企業全体の収益を上げるためには現場の介護職員の戦力UPがコアになってきます。すなわち新人教育が間違っていると、ほぼ個人のポテンシャルに頼ることになるため、方向性も整わず組織としてバラバラになり進んでしまう。

これでは空中分解してしまい、結果的に企業全体の収益低下に繋がります。これは、介護職員の新人未経験者の教育をないがしろにした結果、回り回ってみんなが不幸になる構図ですね。

新人教育の真理を理解することはみんなのためになるから、頭を使ってしないといけません。下記のような目的を持ちましょう。

新人教育5つの真理

  1. 早期に利益を生み出すことが出来る社員を増やす
  2. 生産性が高い戦力まで新人を引き上げる
  3. 新人が今までの戦力にプラスオンされる
  4. 企業全体の底上げになり施設運営がうまく行き収益増加
  5. 現場の人も経営者も皆が幸せになる

上記が介護職員に限らず、全業界の新人教育の真理といっても過言ではありません。これがわかっているだけでも一歩先の教育が出来るはずです。

では新人教育のステップに入る前に、まず準備ておくべきことを説明します。

介護職員の新人指導で教育担当者がすべき準備

介護士の新人教育で最も重要な事は「マニュアル命」でも「先輩新人のこだわり」でもありません。

そんなことでは良い質の新人指導なんて夢のまた夢です。

  1. 自分の考えや思考や価値観が正しいわけではない
  2. 新人や介護未経験者の気持ちを考える
  3. 新人の介護未経験者の特徴を知る
  4. 事前に新人教育計画に沿ったプランを作成し、リスケは来るものだと想定しておく

上記を一度自身に理解させるといよいよ新人教育のステップに入っていきます。

では、実体験を元に介護職員の新人教育の指導ステップ7を順に解説していきます。

新人・未経験介護職員の新人教育の7ステップ

では新人指導をいざすることになった時にすべきこととは何でしょうか?

新人・未経験介護職員の新人教育7ステップ
  • ステップ1:新人介護職員の経歴・ステータスや個人の目標を把握
  • ステップ2:今日のゴールを明確にする
  • ステップ3:タイムリーで起きやすいことを共有しておく
  • ステップ4:新人が仕事のしやすい、わからないことを聞きやすい雰囲気を作る
  • ステップ5:状況に応じてメモ、共に実践する
  • ステップ6:問題があれば解決のために答えではなく、ヒントを与える余裕をもつ
  • ステップ7:次回のためにフィードバックと復習

では「新人・未経験介護職員の新人教育の指導方法7ステップ」について順を追って、解説していきます。

ステップ1:新人介護職員の経歴・ステータスや個人の目標を把握

ひろぺん

新人介護職員の経歴を当日教えるまでに、施設長なり経営者、もしくは担当面接官からしっかりと聞き取っておくべき。

例えば、元販売員なら、顧客のニーズを汲み取るプロの可能性もあるため、「利用者の意見や要望をうまくヒアリングすることが出来るかな」と算段が立つはずです。

正解、不正解はさておきこのようにイメージしながら教育することが重要です。

介護業界内しか経験が無い方でも同じことが言えます。例えば「通所介護」と「訪問介護」出身では利用者と対峙した時の仕事のクセや注意点が異なります。

上記の点はこれまでの経歴から、ある程度察することが出来るため、経歴・ステータスを認識しておきましょう。

個人の目標の把握をする重要性は、介護施設でも「この新人にはこうなってほしい」と同様に新人・未経験介護職員にも「こうなりたい!」という目標があります。

個人の意思を尊重せずに、企業・組織の意向を優先して仕事を丸投げないようにしましょう。

ステップ2:1ヶ月/1週間/今日のゴールを明確にする

ひろぺん

介護施設では各地方自治体・厚労省からのお達しで、新人教育のプログラムを組む義務を設けられているんだよ!情報公開制度の調査員にも確認されるからね!

上記にも関わらず出来ていない施設が多いのです。

正直な話、「ルールだから〜」という理由で準備するのは建前で、本来は新人を混乱させることなく、計画性を持ちながら効率よく新人を指導して教育するために必要です。

EXCELや共通のデータベースにベタ打ちでも良いので、記していくことで追うことが可能です。出来れば、自社のフォーマットを作ると永続的に使えるので、なければ準備することをオススメします。

ステップ3:タイムリーで起きやすいことを共有しておく

ひろぺん

新人教育時も現場では利用者がいて当たり前の空間の中で、教育を行いますので予め「起こりやすいことなど」を伝えておこう

※ヒヤリハットだったり、リスクマネジメントの話ではないです。

例えば下記のようなこと。

  1. 「今日は利用者の◯◯さんがいるから、教育中でも呼ばれる可能性が高いな〜」
  2. 「◯時に業者さんが来るから、状況によっては自分が対応するかもしれないな〜」
  3. 「見学の方が◯時にくるので、対峙することがあるかもしれないから、挨拶をするように新人に言っておかないとな〜」

もしかしたら起こり得ることを想定して伝えてあげることも重要。

上記1.の状況で教育中だとしたら、現場から呼ばれる可能性がある ➜ 「自分の後ろで対応を見てもらう」もしくは「その場合は◯◯をしていてもらう」と事前に伝えておくと新人も困惑しないですよね?

現役介護士

自分が新人だったら…ということを常に想定してあげることは先輩介護職員としての優しさであり、強さだよね

ステップ4:新人が仕事のしやすい、わからないことを聞きやすい雰囲気を作る

ひろぺん

仕事がしやすい!って雰囲気や環境は、1人では作ることが出来ないよ。

新人が仕事をしやすい雰囲気を作ることはかなり重要です。

新人・未経験介護職員の教育担当者として、出来ることは次の通り。

  • 言いっぱなしにならない
  • 説明したあとに「わからなかったこと」or「理解出来なかったこと」がなかったかヒアリング
  • 成長速度は人それぞれを理解しておく
    (出来た出来ていないより、過程を重視してあげる)

新人がメモを取ることに必死になっている時に、「今はメモよりまず見てほしい」って時があるのも、リアルタイムで利用者がいての介護現場あるあるの話。

そういう時は「あとでメモを取る時間を作るから、今はこっちを見て目に焼き付けて」って伝えることが大切です。

よく聞くクソ施設・クソ上司先輩例

先輩として大切なことを怠ったくせになんでメモばっかとってるの?」「介護は身体で覚えるもんなんだよな〜出来ないやつだな〜」みたいな話を先輩同士で休憩中に新人ネタで盛り上がっている施設とかマジでクソ施設ですし、クソ上司ですよ。

胸糞です。

元介護士

そんな施設にいたら速攻辞めたほうがいい!いつか沈む泥船に自ら乗り続ける必要ない。自分も昔ブラック介護施設で精神かなりすり減ったからわかる。

万が一、後輩がいつまで経っても仕事が出来ないのであればその原因は、上司の責任です。

そう捉えることが出来ない上司は、言い方が汚いといわれようがハッキリ言わせてもらいます。「マジでクソ上司認定」ですので、当記事を読んでくれている人たちは、そんな人間にならないように気をつけましょうね。

教育をしていく上で「次回の新人介護士に指導するときはこのツールが欲しいな」と思ったものがあれば、準備するか施設長に言って準備してもらいましょう。

ステップ5:状況に応じてメモ・共に実践する

ひろぺん

ステップ4にちょっと出てきた内容

  • 必要以上にメモを取る新人・未経験介護士
  • メモを全く取らない新人・未経験介護士

このように困っている教育担当者もいるのではないでしょうか。

実際に、起きた時どのように対処するかは簡単です。

下記のように伝えるべきことを伝えて聞くだけです。

  1. メモを書きまくる新人には「なぜそこまでメモをとるのか」聞いてあげる
  2. メモを全く取らない新人には「なぜメモを取らないか」聞いてあげる

前者1.の「なぜそこまでメモをとるのか」普通のトーンで聞いてあげると、理由を述べてくれます。だいたいの理由は以下の通り

なぜそこまでメモをとるのか聞く

  • 前の職場ではすべてメモを取れと言われた
    【返答例】:絶対とってほしいところは伝えるから、それ以外は大丈夫だよ
  • あとでメモを取るときに忘れてそうだからすぐに取りたい
    【返答例】:あとでしっかりメモを取る時間を作るよ!わからなければもう一度きいて大丈夫!
  • 重要なポイントがどこかわからない
    【返答例】:わかりにくくてごめんね!重要なポイントは「ここ重要!」って伝えるよ!

後者②の「なぜメモを取らないか」普通のトーンで聞いてあげると、理由を述べてくれます。だいたいの理由は以下の通り

なぜメモを取らないか聞く

  • 前の職場では介護はメモではなく身体で覚えろといわれた
    【返答例】:うちの職場では違うから遠慮なく◯◯はメモを取ってくださいね。
  • メモを書いても覚えられない
    【返答例】:覚えることだけがメモの重要性ではないよ。あとで見返すことが出来るようにするためだよ。
  • 必要だとおもっていない
    【返答例】:なぜ必要じゃないと言い切れるのか?以下は相手の返答による

上記でほぼ解決です。

だいたいこの内容で悩んでいる方の多くは、新人介護士と対話をしていないことに原因があるはずです。

ステップ6:問題があれば解決のために答えではなく、ヒントを与える余裕をもつ

ひろぺん

新人教育では、すぐに答えを教えない方がいい指導方法もあるよ!

新人教育で指導をしていく上で、色々問題もおこるでしょう。

そんな時に、新人・未経験介護士が仕事で行き詰まった時に、何でもかんでも答えばかりを教えずに時と場合によっては、ヒントを挙げることも一つのポイントです。

なぜなら、冒頭でもお話したとおり、新人教育の目的は戦力化して自社へ有益になるために育て上げることです。

上記は、言い方をかえれば売上、利益が上がるため自分達、自分のためでもあります。

視座を高めて物事を見たり、考える力を養うと自ずと自走できる介護職員へと成長します。

上記の通り、理由ある厳しさは新人・未経験介護士を成長させてくれます。応えてくれる新人なら、ヒントをもとに考えて問題を解決させることが可能になり、この新人が「指示待ち人間」になるすなわち受動的な人間になることを防ぐことができます。

そして、見事に自走できる人材になるため、答えを上げるより、ヒントを上げる教育方法の方が時間はかかりますが、新人教育でより良い教育を行うためには必要なコストとなってきます。

必要なコストは決して無駄な経費ではありません。目先ではない会社の利益になるものですので、決してケチらないように。

ステップ7:次勤務のためにフィードバックと復習

ひろぺん

教えっぱなしは教育とは言わないよ!

一日をしっかり教え込んだあとには、退勤30分前には現場から離れて、フィードバックを行いましょう。このフィードバックを行う時にも、ステップ⑥のヒントを与え考えさせることにより新人のインプット量が大きく変わります。

現役介護士

だから退勤より余裕をもってフィードバックと復習をするんだね!

そして、自宅や勤務中にも復習が出来るようにするために「今日わからなかったこと」「もう一度聞きたかったこと」などないか確認をします。

前述のステップ5メモを取る・取らないの過程で、メモを取りすぎる人には、最後にステップ7の時間があることを伝えて上げましょう。

そうすることにより、心理的安全性を担保してあげることができるため、新人教育を指導中も新人は安心して話を聞いたり、見たり覚えることに集中できます。

ステップ1〜7を体現できると新人・未経験介護職員も新人教育の指導担当者であるあなたも充実した一日を過ごすことが出来ます。

フィードバックでやってはいけないこと

フィードバックでしてはいけないことは、失敗を頭ごなしに説教することです

これをすると積み上げた信頼が一気になくなります。

失敗があるなら「なぜダメだったか」考えさせること、そして論理的かつ具体的に説明して次回や今後に活かしていくために、前向きにさせることです。

新人教育ではフィードバック以外でも、褒めることも叱ることも重要です。もし苦手な方はホメシカ理論が「今どきの部下との向き合うヒント」の参考になるので、是非読んでみてくださいね。

新人や未経験介護職員がするべき事

介護施設や事業所の初日までにすべきこととして、必要書類などの準備などは当然ですが、自身の歩みたいキャリアや目指したい介護資格を考え見定めることが重要です。

新人だから準備しなくていいのか?

もし今あなたが介護職未経験新人で、「初めての業界だから0から教えてもらおう!」としているならその時点で失格です。お給料がでないわけではないですよね?学生や新卒ならでも出来る子は準備を必ずしますよ。これはどの業界でも必要なスタンスです。

介護業界のキャリアプランやキャリアパス、介護職の資格のことについてわからない方は「介護入門資格【初任者研修】とはどんな資格?」をぜひ、読んでみてくださいね。

介護業界が全くわからなくとも、介護業界について勉強することは必須です。
出来る準備はしておきましょう。

下記のこちらの介護の現場と業界のしくみ 」の本が一冊あれば広義的に介護保険や仕組みを理解することが出来るので、初日の勤務までに読んでおくことをオススメします。

介護の資格やキャリアパス、介護業界の仕組みなどがある程度わかれば、成りたい「自身の姿」を考えることは可能ですよね。どんな介護業界人になりたいか目標設定しましょう。

WOOPの法則でステップ1の『願望=wish』を明確にする

実際に、介護職員の新人に限らず新人指導をしていく人でも「目標設定」を立てている人って案外少ないんです。この計画を立てて、実行するだけでも、介護業界では頭ひとつ抜け出せることが出来るので、是非WOOPの法則を活用しましょう。

仕事が出来る多くのビジネスパーソンやお金持ちの多くは、人生設計においてWOOPの法則を用いています⇓

WOOPの法則4つのステップ

  1. WOOPステップ①:願望(wish)
  2. WOOPステップ②:結果(outcome)
  3. WOOPステップ③:障害(obstacle)
  4. WOOPステップ④:計画(plan)

1.『wisi』はその名の通り、願望を設定することです。
入社前までに、知ることが出来る介護のことをビジネス本やテキスト本などで知識として蓄え、WOOPの法則の1.「願望(wish)」を設定しましょう。

この願望を設定する上で、woopの法則では下記の3点をポイントとしています。

  1. 簡単すぎではない
  2. 難しすぎではない
  3. とても重要なこと

上記の通り、『簡単過ぎず、しかし難し過ぎでもない。だが、重要なことである。』という願望を設定することがポイントですので、目標を立ててみてくださいね。

あとは2、3、4と作成するのみ!

WOOPの法則を詳しく知りたい方は「WOOPの法則とは?《成功法則の鉄板》」をご覧ください。

まとめ

新人・未経験介護職員の教育担当になり、いざ指導をするとなると不安があったり、悩むこともあるかもしれません。

ですが、それ以上に不安な気持ちの中で新人も仕事に挑んでいます。

「教科書」に書いていることや「動画」で学べることを機械のように伝えるだけでは、新人教育で指導をするという意味がありません。

「教科書や動画」では学べないことを介護職員の先輩として指導していきましょう。そのためにあなたが指導方法に自身がないなら、まずインプットして準備をしておきましょう。

新人へ指導する際にオススメの本はこちら⬇

新人が抱える不安や心配を取り除きつつ、自走出来る介護職員になれるように自信をもって育てあげてくださいね。

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