今現在、介護士転職を考えている!今の仕事を本気で辞めたいと考えている。


このような方は、是非ともご覧ください。介護士の転職が失敗しないようにわかりやすくまとめてみましたので、参考にしていただければと思います。
『介護士転職を失敗しないため』について解説しているため、とても長いページになっていますので、下の目次からご自身の興味がある場所にジャンプしてご覧くださいね。
【失敗しないために】介護士が今の仕事(施設・事業所)を辞めたい!退職・転職したい!と思う理由

- 人間関係
- 収入・労働環境に関する不満
- 法人・施設・事業所の理念や運営方針
- 生活環境の変化
- スキルアップ・キャリアアップ
介護士が仕事を辞めて退職→転職する理由は上記の5つが大半を締めています。詳しくはこちらで理由を解説しています。>>介護職員の人材不足で嘆いている介護事業所の経営者は『損して得取れ』還元するべき
特に人間関係に関しては、介護職に限らず、現在の社会問題にもなりつつありますね。
介護職は特に、施設や事業所内での勤務が基本であるため、クローズドで閉鎖的な空間内での人間関係の問題は致命的です。人間関係に悩んでいる方は一度楽になる3つの考え方をごらんください>>『天才を殺す凡人』に学ぶ、人間関係に疲れた人がビックリするほど楽になる3つの考え方!
収入や労働環境に関する不満も、介護職では多く見受けられる辞めたい退職・転職理由で常に上位にあります。月給の詳細はこちらでボーナスの詳細はこちらで解説しています。
法人をはじめ、施設・事業所の理念や運営方針も定められていなかったり、現場への指導や状況と乖離しているケースも原因になります。これらの多くは経営者のビジョンがしっかりしていないからですね。>>介護施設の経営者たるもの「明確なビジョンを掲げるべき」
生活環境の変化は特に女性に多く、結婚、出産、転勤などで職場を変える必要がある場合に発生します。男性の場合は結婚のタイミングなどで、収入に不安を覚えて退職・転職につながることがあります。
スキルアップとキャリアップが出来ないというのは、自分のやりたいことが出来ない職場だったりが原因です。
今の介護施設・介護事業所を辞めたい。転職するべきかどうか

それでは、順に解説していきます。
①:出来れば早急に転職活動をした方が良い5つケース
- 自身でうつ気味だと感じて職場・仕事に行くのが毎日つらい
- 労働勤務時間や拘束が長くて自分の時間を全く作れない
- 介護施設長、上司などによるハラスメントの横行
- プレッシャーや責任を『対価以上』にかけられすぎている。
- 施設がコンプライアンス違反をしている
これら5つはすべて早急に転職活動をした方が良いケースにあたります。
理由は単純明快

間違いなく、上記5つに関しては早急に転職を考えるべき、状況です。
至極当然ですが、自らの精神、肉体を極限まで犠牲にすることと対等になる働く価値のある仕事なんて絶対ありません。
仕事よりも自分や自分の家族の方が、大切に決まっています。第三者からみて、すぐにでも転職すべきだと感じます。



介護に特化した、転職サイトや転職エージェントはこちらから確認できます。>>介護士転職エージェント・サイトおすすめ一覧【まとめ】16選徹底比較!『未経験/無資格・女性・派遣』種類別もオススメあり!
②:キャリアコンサルタントに相談したり転職サイトに登録をして検討した方が良い4つのケース
- 給与が非常に低くて、正当に評価をされていない(業界平均給与と比較しても少なすぎる)
- 職場の人間関係に難あり
- 『バックアップ、フォロー体制、研修制度』が軟弱だったり充実していない
- スキルアップが期待できない、キャリアアップが頭打ち
これら4つはキャリアコンサルタントに相談や転職サイトに登録して、転職を検討したほうが良いケースにあたります。
個人的には給与に納得できなければ、納得できる施設に転職すべきだと考えていますが、まだ余地はあると感じます。
例えば、上と掛け合ったり、評価制度を明確にしてもらえれば解決する可能性は0ではありません。今の職場を気に入っているなら、なおさらしっかり話し合いをすべきだと思います。
それでも解決が難しい場合は、一度キャリアコンサルタントに相談して思いをぶつけてみましょう!
こちらも個人的には、改善するためにパワーを使うより、転職すべき内容に該当しますが、会社の規模によって防ぐことができるかもしれません。
施設異動が出来る場合は、異動で解決するケースがあります。転職をすぐに決断しづらい人の中には『職歴に傷がつく』ことで二の足を踏んでいる人がいますが、この対処法なら傷を付けずに人間関係の問題を解決できます。
ただし、ある程度規模の大きい介護企業でなければ、異動をする施設がすくないため、その場合は解決方法が転職になる可能性が高いです。
③:必ずしも転職がベストではない3つのケース
- 仕事が中々うまくいかない
- 介護技術・知識が足りていない
- 大きなミスをしてしまった
これら3つは転職がベストではないケースにあたります。
仕事が中々うまくいかないからといって、転職は少々浅はかです。
原因がわかっていない場合は転職先でも同じような状況になることがリスクとしてあります。まずは、何が原因か職場&棚卸しをして自己分析してみましょう。こちらで棚卸しの方法を記載しています。
介護技術・知識が足りていないことについても、まずは技術も知識もつけるように行動してからで良いかも知れません。しかし、職場要因や外的要因があり、技術も知識もつけることができない場合は転職を検討しても良いです。
大きなミスから小さなミスまで、仕事にミスはつきものです。これからも数多くのミスのうちの一つにすぎないのですが、現在の職場や上司がそのような体制・態度であるかどうかは重要です。
『仕事のミス=仕事が出来ない人間』という、安易に判断されレッテルを貼られ、職場に居づらくなったり、そこからハラスメント行為に至るケースが見受けられるのであれば転職を検討したほうが良いです。
介護施設のような、労働集約型で行うチーム仕事は、個の力以上にチーム力が重要と言えます。
よって、本来個人が100%悪いミスというのは限りなく0に近く、ミスに対しての『waht=なぜ』の掘り下げが少ない職場は、他責論となりがちで、良い介護施設と言えないでしょう。

様々な介護士からの相談経験を受けているコンサルタントであれば、高い傾聴スキルを持っている確率が高いため、客観的に捉えた意見をもらえます。
*ハズレコンサルタントが担当につく場合もあるので、その見極めだけは必要です。介護転職エージェント企業の問題よりも、個人の力量が問題でハズレコンサルタントが担当になるケースがあります。
現在は転職=マイナスイメージではない、注意点あり

では順に解説していきます。
①:転職=マイナスは終身雇用が当たり前時代の過去の遺産
もともとは、日本は『メンバーシップ型雇用』が主流だったのですが、終身雇用崩壊とともに、欧米による『ジョブ型雇用』の波が一気に押し寄せてきていますね。
メンバーシップ型雇用では大前提となる『終身雇用』『年功序列』が高度経済成長から日本では続いてきましたが、今や社内競争力低下を始め数々のデメリットを引き起こし、企業の存続が危ぶまれる程に業績が落ちる一因になっていますね。
よって、現在は転職することにより市場を活性化させることが不景気からの一つの脱却方法であるため、先見性がある企業ほど、転職にマイナスイメージを持つことがほぼありません。
②:今後介護職以外を考えている人や、主に男性でキャリア形成を重要視していくためには慎重に計画的に転職すべし
介護士として、キャリアを形成していくなら、転職をベースにしていくことが最も手っ取り早いです。
形成する上で必要といわれているこちらの介護資格取得を行いつつ、同業種内でより良い条件の情報に常にアンテナをはりつつ、見つかれば転職していく方法が『給与や労働条件』を一番良くしていきやすい方法です。

実際に、仕事を毎日行いながら、『より良い条件の情報に常にアンテナをはること』をすべて個人で行うには、相当な労力と時間が必要です。
この情報を少労力で得るために、介護職特化型の転職エージェント登録をおすすめしています。使えるサービスはとことん使うべきですね。
③:女性の介護職転職は、結婚や出産などを含め、人生設計を意識して転職すべし
女性の場合は、結婚や出産を機に環境が変わることが多いため、転職を行う際にはこの辺りを含め人生設計を意識することがベストです。
このライフスタイルの変化に応じて、転職活動を行うと転職ミスに繋がりにくくなるため、やはり、女性の場合は人生設計を意識することがとても重要だといえます。

大きな注意点としては下記の通り
- 激務で残業代はしっかり出るものの、残業が当たり前の環境
- 土日祝関係なく、勤務がある
- 今の職場に、産前・産後・育児休暇があるかor実績はどうか
- 時短勤務はあるのかないのか
- 2年以内に子供がほしいので、産休や育児休暇期間に給付がもらえるように段取りしたい
Q.産休と育休合わせて最大どのくらい休みを取得でき、どれくらい給付がもらえるか?

産休や育休時にもらえる給付金の計算は結構ややこしいですよね。
社会保険労務士法人アールワンさんのこちらのページでは給付金の自動計算が出来るため、とてもわかりやすいです。
このように予め準備した上で、転職後の勤務先の『労働環境』や家計に必要な所得を計算して『給料』を決めた上で、エージェントに相談することがおすすめです。
女性の介護転職に強いエージェントの代表でスマイルサポート(SUPPORT)介護があるので、確認してみてくださいね。
他人や介護施設は無責任な言葉で退職を引き止めてくるので気をつける
すぐに転職をすべき状況を作っている職場にいる人達や勤務先の上司に、退職や転職をする話をすれば、何かと理由をつけて反対されます。
例えば、以下の通り
- この施設の状態で辞めるなんて(今辞めるなんて)無責任だ!
- ここで無理なら君はどこにいっても無理だからやめときな
- 最低2〜3年は続けないと!!(という人程、転職をしていない)
どれもこれも、あなたのことを思ってかけている言葉ではないことはわかりますよね。
上記はどれも、あなたのことを想ってかけている言葉ではないことはわかりますよね。これらの言葉すべて、自分都合であなたを引き留めるためにかけてる言葉にすぎません。

実際には、退職を希望したくなるような会社では、本当にあなたのことを想って声をかけてくれる人は居ないに等しいはずです。
【ミスマッチを防ぐ】介護士が転職を失敗してしまう3つの原因

では順に解説していきます。
①:転職理由が明確ではなかったり、次職で求める条件や譲れない条件を定めていなかった
これが一番重要です。
まず、介護士としての自分のことをしっかり棚卸し出来てないと確実に転職は失敗します。

しかもたちが悪いのが、自分のことを棚卸し出来ずに、把握出来ていないときは転職したときは失敗に全然気づいておらずに、転職後に気づいてしまう事です。
こちらで自身の棚卸しの方法がありますので、御覧ください↓
https://hiropen.com/kaigojob-recruit4point/
②:自分で転職活動をしたが、情報がしっかり収集できなかった

介護業界での転職では特に起きやすい失敗です。
理由は、条件が整っていて良くても、介護職の問題は人間関係問題が特に大きいため、内部事情をよく知る必要があるからです。

こちらで、転職サイト(自分で転職活動)と転職エージェントの違いについて解説しています↓
https://hiropen.com/care-workre-career-change-website-agent-recommended/
③:転職エージェントの担当コンサルタントの質が悪いにも関わらず、そのまま担当を変更しなかった

実際にこちらでも、介護転職エージェントのおすすめを紹介していますが、あくまで企業の情報の質と転職エージェントの質のバランスを取って、おすすめしています。
企業の情報量や特徴は安定しており、非公開求人情報が豊富だったとしても、その良さを活かすも殺すも『担当キャリアコンサルタント』次第なわけです。
キャリアコンサルタントも一人の人間なので、いくら企業の評判が良くても、当たり外れは正直あります。
業界では評判の良いかいご畑でも、【良い5:5悪い】の割合と経験者の意見がありますので、担当と相性が合わないと感じたり、この人は嫌だ!と感じたら遠慮なく、交代をお願いしましょう。
その際は、本人には伝えにくいと思いますので、企業ホームページからメールで依頼すると、スムーズに事が運びます。

転職先の実態を調べる3つの方法でブラック介護施設を避けミスマッチを防ぐ!


介護職の転職に限らず、転職の失敗を防ぐにはミスマッチを徹底的に防ぐことです。
上記の内容について順に記していきます。
1:見学を希望して、職場を視察してみる
実際に自身で転職活動を行った場合や転職エージェントのように他者から、紹介されたケースでもブラック介護施設を一番避けることができるのはこの方法です。
見学で職場を視察することにより、面接だけでは決してわからなかった部分が見えたり、雰囲気をしることができます。
ブラック企業では、外部の方が見学に来たからとは言え、その雰囲気が隠し通せなかったり『なにかわからないけど違和感を覚える』ようなことが高確率で発生します。例えば下記の内容がどうか。
- 施設全体の空間
- ご利用者への対応
- 職員同士の話し方
- 介護職員の表情が全く冴えない
- 5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)のうち4S(整理・整頓・清掃・清潔)を見れるだけ見る
*可能であれば、話を聞かせてもらえればベストですが、現場の介護職員の方はなかなか、そのような時間は設けにくいです。
実際に、自身の目で見て、確認して判断することにより、地雷率をかなりの確率で避けることが可能です。


2:転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談・情報収集
これは前述の『転職エージェントの担当コンサルタントの質が悪いにも関わらず、そのまま担当を変更しなかった』をクリアしている前提で、この人に転職活動一緒にしてもらいたい!と思える担当になっている場合です。
やはり、キャリアコンサルタントから頂ける情報で一番利益になるものとしたら、『介護施設の内部事情』ではないでしょうか。この点を事前にリサーチしておくことで、見学時・面接時に留意しながら、施設を見ることが出来ます。
また見学や面接後、介護施設の条件面などで気になる点などがあれば、自身の代わりに『条件交渉』をしてもらえます。
*イメージは【不動産屋さん=キャリアコンサルタント】から【大家さん=介護施設】に家賃交渉してもらうときのような感じです。
3:全国の有料老人ホームや介護施設の口コミサイトを参考にする
これらは特に有料老人ホームで効果を発揮します
介護のほんね等の口コミを見ることにより、自分が紹介された介護施設のご利用者さんやその家族の口コミが見れます。
*介護のほんねはジョブメドレーなどの介護求人サイトも運営しているため、信頼のおける企業です。
良い口コミの場合
悪い口コミの場合
このようにご利用者家族や中には、以前勤めていた方の書き込み等がありますので、本来のサイトの使用用途とは異なりますが、転職時にも生の口コミとして参考にできるサイトです。
介護施設の口コミを見る>>介護のほんね口コミサイト公式HP
最後に
全てがわかるまとめ記事なので、長文となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
もう一度確認したい部分がある方は目次に戻ってジャンプしてくださいね。
現在、介護職員の問題に留まらず、介護に関わる問題が年々増加しています。現時点で介護職員のあなたは本当に貴重な介護人材です。
もし「今の介護職を辞めたいな〜」と考えられているなら、それは『介護職なのか今の職場なのか』是非見つめ直して頂きたいです。
- もし今の仕事をすぐに辞めることが難しければ、退職代行サービスの担当に相談(相談無料)することもありです⇨即日円満退職できる【辞めたくても辞めれない人必見】
- 見つめ直す際にこちらの記事を参考にしてみてください⇨介護職に向いてる人の6つの特徴【介護職10年/介護施設経営6年の経験者が解説】
そして、辞める理由が『今の職場が理由』なら、この記事からヒントを得て、次の良い介護施設を見つけていただく手立てになれば幸いです
コメント
コメント一覧 (9件)
[…] まともな介護施設であれば、無資格未経験のあなたに専門的知識が必要でかつ難しい介護業務を振らないでしょう。 *【まともな介護施設に入る=介護職の転職を失敗しない】左記の方法はこちらに書いています。 […]
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[…] こちらでも確認できますが、介護士の離職理由で『人間関係』『低待遇』が大部分を占めています。 […]
[…] ステップ①転職を失敗しないための情報を確認しておく 抜かり無い準備をすることは非常に重要です。これだけで転職成功確率をグッと上げることができます。詳しい情報は「介護士が転職を失敗しないために全てがわかるまとめ」に記していますので、ぜひ読んでみてくださいね。 […]
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