身体・精神の悩み

介護職員のストレスの原因は主に5つ 対処法あり

どうもひろぺんです。

介護企業の役員で現役介護士です。

7月から主にブログと介護のTwitterをはじめました。
過去を反省して、慎重にフォロワーさんを選んでいます。

前のアカウントは自分のせいでフォローが増えすぎてごちゃごちゃになってしまったからね
久しぶりにサーチかけると「介護士の怒り・疲弊」の内容が散見されるね

やはり介護職をされている方はストレスを感じている方が多いですね。

現在は企業でもストレスチェックなどが義務付けられて、社会的にストレスに対して本格的に対応していく方向性になっていますね。

ストレスの原因とストレス対処法について解説していきます。

解決法がなく介護職員がストレスが原因で辞めることが多い【ストレスの意味とは】

ストレスとは、精神的・肉体的に負担となる刺激が加えられ、引き起こされる生体機能の変化ですね。

本来は「物体に圧力を加えることで生じつ歪み」を意味する物理学の言葉だった。
1936年カナダの生理学者ハンス・セリエが「ストレス学説」を発表し、多くは生理学的な意味で用いられる様になった。
一般に、ストレスが溜まった状態を呼ぶことが多いが、外界の刺激に対する整体反応すべてをいい、発散・解消のために行って、精神的・肉体的に加えられた刺激に対する反応も言う。
「人間関係」「睡眠不足」などストレスを起こさせる刺激は「ストレッサー」と呼ばれる。

参考:http://gogen-allguide.com/su/stress.html

もともとは物体に圧力を加え生じた歪みのことだったんですね。
表面的に解釈すると怖い言葉です。

そしてストレスの原因でも上位を占める「人間関係」はストレスではなくストレッサーと呼ばれています。

ストレッサーとは

ストレスを生物に与えるなんらかの刺激のことを総称して言います。介護現場で起きやすい事は「人間関係」「利用者様との関係」などが直接的に関わります。

では実際に感じやすいストレスの代表を5つについて詳しく話します。

人間関係

介護職のストレスと言えば、代表格なのが「人間関係」です。介護施設を辞める1番の理由がこの問題です。

知り合いの転職エージェントもデータがそう物語っていると言っていました。

人間関係が問題になりやすい理由

介護施設での仕事は少人数制で職務についていることが多いです。

基本的には外界と遮られ、日々閉鎖的な空間での仕事が主となります。

「措置時代」からの介護職員と「介護保険制度」が始まってからの介護職員で考え方に相違があることが多いのも要因の1つです。

主にコミュニケーション問題

コミュニケーション問題が起きやすい理由は労働者が幅広い年代でかつ、民間企業が参入してからは別の業種で仕事をしていた人が介護に流れてきています。

さらに資格や経歴が異なる方が集まったりと価値観のズレが条件が整っている事がコミュニケーション問題が発生して、介護施設の「人間関係」ストレス問題になりやすいのです。

経営者や上司の方針

この内容もよく聞きますね。

箇条書きで5点ずつ

現場を理解していない経営者

  • 数字しか見ておらず、利益最優先の思考に陥っている状態
  • 運営理念や企業理念から逸脱した言動や行動
  • すべて現場の責任
  • 法令遵守に欠けている
  • 働かせてやっていると勘違い

ダメダメ上司

  • 責任をとらない
  • 挨拶しない
  • 気分屋
  • 人の好き嫌い
  • 部下の愚痴を言う

基本的には相手は変わりません

上記の5つに当てはまるような人は中々変わることがない現実です。

他人というのは本当に変わらないし、特に上司や経営者は変えられません。ここは期待せずに自分で対処できるようにしていきましょう。

人間関係の対処法4つ

  • 問題になっている人と距離をおく
  • 新しい関係を構築出来る人を探す
  • 良い人ぶるのをやめる
  • 転職をする

現場の人手が足りない

給料と労働があっていないと感じる人が多く、とどまることを知らない、高齢化社会が進んでおり、全業種で人手が足りていない状況になっています。

そのために採用単価を上げる=採用人材の給料を上げる

1番わかりやすい対応方法で人を囲っていく会社が増えています。
こと介護事業所に関しては中々、上げることが難しい状況です。

それは介護保険の仕組み上で、経営手腕がないと人材まで資本を回せなくなるからです。

そのため新規採用がなかなか出来ずに、辞めてしまった人材確保ができずに負のスパイラルに突入してしまいます。

そして介護職の地位が低いため、なりたいと思える人材母数も少ないのです。これは保育士問題と同様で国家問題レベルの状況ですね。

人材不足の弊害

現在の介護保険では限界があり、昇給制度もままなりません。

他の職種に比べても離職率が高く、新規雇用もできないという状況の事業所が多いです。

ただ経営努力で頭使えばなんとかすることは出来る状況ではありますので、現在は経営者の力が如実に現れやすい傾向です。

実際にうちの会社では2018年実績

  • 有給消化100%
  • 年間休日120日
  • 残業ほぼなし
  • 20代無役職介護士の年収500万円

までは出来ています。自分自身まだまだ満足出来ていませんが。

さらに現場は人数が減れば減るほど、有給消化をはじめ、公休が取れなくなったり、残業が増えたり、と悪循環が続きます。

長期化することにより、現場は疲弊していき、責任感があるほどストレスを抱えているにも関わらず辞めれない状況になってしまいます。

ストレスでとどまるならまだしも、『うつ』などになりかねないので、まずは自分のために逃げたほうが良いです。

その後の施設の事を考えるのは会社経営陣の仕事なので。そこまで責任を追わなくて大丈夫です。

人手不足の対処法4つ

  • 賃金上昇
  • 労働環境を向上
  • 介護保険制度の見直し(抜本的)
  • 介護職の地位向上

身体的な負担

介護の仕事というのは3k代表で重労働なのも事実です。

利用者の身体レベル、介護レベルにより異なってはいるものの、基本的な業務内容が基本的には肉体労働に近い状況だからです。

入浴介助をはじめベッド介助、排泄介助等もこの身体的負担に当たります。

さらに夜勤帯がある事業所などでは不規則な勤務状況が基本状況になります。

不規則かつ肉体労働を長期間続けることによる蓄積疲労や蓄積ダメージは計り知れないものですね。

介護職の職業病は腰痛 おすすめ腰痛ベルト有

日本人の4分の1が腰痛持ちという結果が出ています。

そして介護職になると6〜7割りが腰痛持ちと言われています。現状腰痛は一種の職業病みたいな状況です。

介護職の腰痛による休業はこの10年で約3倍近く増えており、高齢者が増加していることも一因ですが長期的に介護職に従事することと比例していることがわかります。

身体的負担の対処法5つ

・利用者の残存能力を活かし、介護しすぎないこと
・『腰痛ベルト』『多動能型車椅子』『移乗シート』を活用
・スライディングボード等を使用
・対応人数を増やし、抱え上げ動作時などは複数人数
・介護職以外に転職をする

腰痛はなる前に対処しておきましょう。

・ストレッチ
・腰痛ベルト

おすすめ腰痛ベルト

当施設でも福利厚生で職員に配布していて、腰痛を効果的に防ぐことが出来ています。

2000円前後の金額で高クオリティでコスパが凄まじいです。

1年毎日つけても持ちます。
腰痛予防や腰痛後の痛み緩和、姿勢矯正にも繋がるので一石二鳥ですよ。

利用者からの暴言、暴力、セクハラ

介護職はまず利用者がいて初めて成り立つ仕事なのは皆さん理解しているはずです。

確かに感謝はされるし、素晴らしい仕事なのは間違いないのですが、ここ近年はサービスの質の向上を求められている状況が続いています。

質の向上が上がることには大賛成です。

残念なことが質の向上を求められているに関わらず、報酬が下がり続けているのでそもそものバランスが崩壊しています。

事業計画を作る上で想定外のことばかり起こっているのが介護保険制度報酬の問題ですね。

状況が状況なだけに現場は過酷でかつ利用者からの暴言、暴力、セクハラが後をたちません。

認知症患者などは説明しても理解していただくことが困難で介護士は常に我慢をしないといけない状況です。
そして利用者は究極的に守られているので、介護士の人権がなくなりつつあるのも事実です。

そして上記の他のストレス要因なども重なり、挙げ句には職員が暴力を振るい、社会的制裁をうけることもここ最近のニュースでは多いですね。

この問題は負の連鎖の象徴です。

家族からのストレスも相当

利用者本人に限らず、もっとキツイのは家族側からのまさに「いいがかり」や「必要以上のサービスを求める」「お金を払っているのだから当然」の状況も大きなストレス要因です。

利用者の対処方法5つ

・上司に相談
・家族対応は基本役職のある人にまかせる
・悩みを相談できる人を作る
・物理的な距離をとる
・転職する

最後に

ストレスの1番の本質は現在の介護保険制度が原因です。
報酬を始め、介護の在り方など抜本的に変わっていく事を切に願っています。

利用者も上司も社長も同僚もそうですが、他人は自分の力では変えられません。

自分主導で考え、判断することによりある程度ストレス軽減することができます。

職場環境がそのまま直結するケースも多いので、上司に掛け合い、「無理だ」 と感じたのなら長い目で見ると転職したほうが賢明です。

自分は経営者側の人間なので、自分の部下にはこれからもストレスを感じないような環境を一緒に作っていくスタンスで運営していきます。

それでは良い1日を!