給料・労働環境の悩み

介護士が給料・年収が上がりにくい理由4選【平均年収は378万円】

どうもひろぺんです!

現在介護経営6年目です。立場的にも様々な介護経営している社長にも会ってきましたが、一言で言うと、自分の事ばかり考えている社長が多いのは事実です。

ボーナスの時期ですが、ボーナスは貰えなくて、お給料も上がらないと困っている介護士さんも多いのではないでしょうか。

介護に限らず、社長はそもそもロクな理由でしてない人が多いって、よく聞くよね!
テレビや取材で語っているのは後付が多いねんで!実際飲みの席では「あれね〜かっこよくいうたったわ」みたいな社長も多いわ

私は役員なので、自社の社長には『介護のこと』に関しては、決裁権をすべてもらっています。なので、給料が上がらない理由は『介護報酬が低い』がすべてではないことも数字上、全部把握できています。

なので今日は、この介護士はなぜ給料が上がりにくいかを『感情論』ではなく、記事にしていきます。

【介護士が給料・年収が上がりにくい理由4選】がわかれば派遣・転職の一部の優位性が理解できる

1: 圧倒的な『労働集約型産業』

これが1番の原因です。

先日こちらの『やりがい搾取』の記事にも書きました。

介護士はやりがい搾取組織の特徴を理解して自己防衛しよう!最近やりがい搾取という言葉をよく聞くようになりましたね。特に私が身をおいている介護業界ではやりがい搾取が横行されています。 現在2...

労働集約型産業(ろうどうしゅうやくがたさんぎょう 英: Labor-intensive industry)とは経済学用語の一つ。 存在している産業の中でも人間による労働力による業務の割合が大きい産業のことを労働集約型産業と言う。

引用元:労働集約型産業 – Wikipedia

人件費コストをTKC経営指標の数値を元に計算すると、売上に対する人件費率(L率)はアパレル約20%、居酒屋約36%、介護事業関係は軒並み50%を越えています。

介護=人と人との関わりの仕事なので、労働集約型の筆頭株です。

介護報酬の5〜6割が人件費

売上の対象がなにかの『物』や『システム』などを売ることではなく、『人』への直接的なサービスが主な収益源になっているため、どうしても人件費が圧迫しやすいです。

介護業界は報酬も天井が決まっており、かつ人件費が圧迫する事業なので、現場コントロール、マネジメントが極めて重要で、売上を創作していく経営努力が必要なので、本当に経営者の努力と実力が必要な事業態です。

そして、人が居ないと運営できないのが介護事業なので、

企業側が転職エージェントや派遣・転職サイトに登録して、条件を上げてでも、希望の人材を取りに行く事業所が多いです。

私の会社でも今働いている職員が【派遣→正社員】【転職エージェント→正社員】で経験済みで、条件を手っ取り早くあげるために派遣や転職がオススメなのです。

2: 無駄な書類業務や行政書類

国から糸でつるされているような事業なので、致し方ないのですが、低報酬のわりに究極に無駄な作業が多いです。

医療と介護では報酬単価が雲泥の差ですが、必要書類数や工数は対して変わらないため、より経営手腕が必要です。

介護の報酬単価ではダイレクトに人件費に響くため、書類作成や行政への提出書類のが人材を圧迫して、現場へ人材を回せないことが多々あります。

未だにFAXが主力になってて、業界がいかに遅れをとってるかわかるね!

 

その分を補うためのIT導入や自社でエクセルやクラウドで連動するシステムを開発して、導入すると長期的目線でコストが下がり、間違いなく無駄な人件費を下げることが出来ます。

実際に私の会社でも

元エンジニアの介護職員に1ヶ月事務所にこもって、作ってもらいました。

出来上がった連動システムのおかげで、1日辺り1時間前後は事務作業を削れるようになりました。

上記は外注してでも、改善すべき事案です。

3: 介護報酬制度

介護の売上は下記の表通りに作られています。

参照:厚労省介護報酬仕組み

問題は介護報酬は「介護保険法」に基づいているため、すべて政府が決定します。施設からの要望などで、介護報酬の金額を自由に上げ下げすることはできないためです

『アウトカム』を評価する動きがでていますが、介護報酬の基本設計がボロボロなので、その部分に人材やシステムに費用をかけれる企業も多くありません。

誰でも出来るかもしれないが、専門性が極めて高い介護

誰でもできるが、続けることは一部の方のみです。医療レベルに近い、専門性の理解が社会的にあっていいと思います。

個人的に一言で言うなら、

  • 生死や病気、衰えと付き合っていくのが介護
  • 生死や病気、衰えと戦うことが医療

「戦う」にも「付き合う」にも専門性は同等レベルで必要ですよね。

4: 経営者の能力不足

この問題は現介護士として、従事している皆さんからよく上がる声ですね。

現場での人間関係などもそうですが、すべては経営者の責任です。

私は仕事上の責任はすべて上司にあると考えて、今運営をしています。

職場でなにかが起きると、収束させるための動きを全力で取りますが、必ず最後には自分にベクトルを向けて考えています。

これを経営者がしなければ、その下の人間も、さらに下の人間もしませんから結局現場で頑張ってくれている介護士にしわ寄せが行く結果になります。

経営能力も重要ですが、経営者の人間力に相当左右されるのが『人と人』の交わりが深い、介護職だからこそではないでしょうか。

 

介護士の年収を他業種と比較してみる

一般的な介護士の給料

日本介護クラフトユニオン調査によると

介護現場で働く人の月給平均は24万4,206円と調査結果がありました。

厚生労働省調査によると

介護現場で働く人の月給平均は29万3,450円と調査結果が有りました。

なんで5万円も差があるの?

って思いますね。

これはまさに政府主導による情報操作です。騙されてはいけません。体感に近いのはクラフトユニオンの24万のハズです。

政府が印象操作をしています

他の産業は『ボーナスを除く月収』介護は『ボーナスを月収に振り分けた月収』

そもそも、土俵がちがいますやん。乾いた笑いもでません。。。

低いことを認めるし、増税分を社会保障費に回すって言ったわりにあがってないですから、現実避難ですね。

実際の介護士の年収は270〜400万

各年齢を5歳刻みで『年収』『月額給与』『ボーナス』に分けて算出

参考:平均年収.jp

介護士平均年収378万円・全産業平均年収433万円

上図をもとに介護職の全世帯平均年収は、378万円となります。

国税庁の民間給与実態統計調査では全産業の平均給与は433万円と発表されています。

介護士の平均年収がもっとも多い年代は40代です。他の職種は50代ピークが多い。

介護士は重労働で体力が必要です。50代になってくると体力低下が顕著に現れ、雇用形態を正社員からパート・アルバイトに以降して働く方も多いです。

また、50代で前職を退いて、1から介護士として働く方も例外ではありません。

 

介護士が年収を上げるためには

役職につく・資格取得を目指す

介護士として年収を上げる方法としては、正攻法ですかね。ただ、同一法人でステップアップを目指す場合は、入ってから『本当にこの会社』でいいかどうか、考えながら仕事をしていくことをオススメします」。

役職につく

介護士として経験を積み役職につけば、役職手当が支給されるため 年収~36万円アップが期待値として見込めます。

一般の職員として働いている場合は、以下のような役職を目指しましょう。

  1. リーダー
  2. 主任
  3. 施設長
  4. 管理者など

役職がつくと任される仕事や責任も増えます。働いている会社・施設で『役職』について良いかどうかは役職に付く前の期間で判断できます。

『やりがい』の名のもとに残業などを強制される場合はすみやかに辞退しましょう。

 

介護福祉士

「介護福祉士」の資格を取得した場合、年収~60万円アップが期待値として見込めます

施設によっては、資格手当を支給しているところもあり、月収で1~5万円増えるため、毎月の生活に余裕が生まれます。

ケアマネ

「ケアマネジャー」の資格を取得した場合は、年収〜40万円アップが期待値として見込めます。

最近はケアマネジャーの待遇もヒドイ状態になっており、政府の『イカサズころさず』制度の犠牲になっています。さらに、介護士としての実務経験の差が如実に現れるので、そこまで経験が豊富でない人は無理にとらなくても良い資格かもしれませんね。

社会福祉士

「社会福祉士」担った場合は、年収〜60万円アップが期待値として見込めます。

スキルを伸ばし、キャリアを積んでいけば年収『500万円』ゾーンの人もちらほらいます。介護職に就いている人はこのポジションを目指している人は多いですね。

転職サイト・転職エージェントの活用がオススメな理由

短期集中で年収を上げることが1番早く実現できます。転職に限らず、派遣契約で高時給をもらいつつ、正社員になる職場探しもオススメです。

うちの会社も『派遣』社員から『正社員』に引き上げた事がありますが、。お互いの素性を知った上で雇用契約を結ぶとストレスフリーで進めることができます。

ちなみに私の会社で転職エージェントor派遣から正社員になった職員の現在は下記

  • 『転職エージェント経由』30代/管理者→年収600万
  • 『派遣経由→正社員』20代/介護職員→年収500万

*共に/有給全消化/残業ほぼなし/年間120日休暇/1週間4.5日勤務(半休1日)

実状なので、少しでも希望を持ってもらいたくて記載しています。他意はないです。

ちなみに介護派遣でも年収を500万円〜600万円にする具体的な方法があります。

50歳介護職未経験で年収500万~600万稼いだ方法!夜勤専従派遣介護士のマル秘チート術!50歳介護職未経験者が派遣介護士になり、たった1年ほどで年収500万~600万稼いでいます。年収500万円〜を達成した方法とどの派遣会社に登録しているか紹介します。派遣介護士はWワークを活用していくべき理由もわかります。...

*もし経営者がこの記事を見てくださっていたら、いつもかけている募集費用が年間数値で何円になるか見てください。その分を現職員に振り分ける事のほうが、職場環境も良くなり、人が定着し、すべてが好転していきますよ。

まとめ

給料をすぐに上げれる方法は限られていますが、自身のキャリアプランを見つめ直し、今後どうなりたいかが一番重要です。

同じ会社で叩き上がっていくのか、
転職をして新しい可能性を探すのか、
派遣と副業のコスパの良い道を歩むのか、

『介護が好きなのに、ある理由で辞めないと行けない。』というのが非常にもったいなく感じてしまいます。

まずは、上記を読み込んでいただいて、可能性を探しながら日々を張り合いのある、楽しい生活にしていきましょう。

それでは良い1日を!!!

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