どうもひろぺんです。
今の会社・介護施設でこのまま続けていくか、それとも退職するべきか決断することは、勇気がいりますし、なかなか決断出来ないことかと思います。



介護施設経営が資金難や人材難で傾いている立て直しのコンサル等で現地確認してきた経験を元に、介護職員を大切にしているかどうかすぐに分かる部分の要点を4つにまとめて記していきます。
介護士の方は4つ全ての項目が当てはまったら迷わず【退職・転職のススメ】
ご自身が、今勤めている介護施設・事業所が、これから解説する項目全てに該当する場合は退職するに値する判断になりますし、迷うことなく退職することを強くオススメします。
では、以下の4つの項目です。
- 介護士の労働環境改善に向けて、一切目を向けていない施設・事業所
- 介護士のメンタル部分に対して、一切配慮しない施設・事業所
- 消耗品、特に衛生用品をケチる施設・事業所
- 施設長や上長が『気分屋・利己的・人格否定』の3拍子揃っている施設・事業所(お局放置プレイ含む)
順に記していきます。
その①介護士の労働環境・待遇改善に向けて、一切目を向けていない施設・事業所
今に始まったコトじゃないですが、介護士の人材難が日々騒がれているなか、多くの事業所が問題を抱えている事実。
だからこそ、現場で奮闘している介護士に当たり前のことを当たり前にするだけでも、幾分か改善される問題です。
当たり前の重要性の記事は是非一度お読みいただければと思います↓↓
https://hiropen.com/i-obvious-mportance-careworker/
さらに、他社より『労働環境や待遇改善』で差別化を図れたり、ポジションを取ることにより、確固たるものになることは赤子でもわかるのでは?レベルのお話です。
このような現代の高齢者問題と相関性のあるこの問題。
誠意を見せてしっかり話さえすれば、介護士もわかってくれる
もしこの記事を読んでいる経営者や施設長、上長が「いやいや、そうは言っても、利益が出ていなくて、今すぐには無理だよ〜」となるのであれば、まずはその状況になっていることを猛省してください。
その後に、職員に自分の口から、しっかりと「今すぐにはできないが、○○の状況から○○の状況まで改善する意思はある。申し訳ない。●●まで待ってほしい。」と伝えるべき事を伝えるだけでわかってくれる職員もいます。
すぐに『労働環境・待遇改善』出来ないのであれば、出来ることをしましょう。それは、誠意を出すことです。誠意を出すことが出来ないなら、なんの価値もない腐ったプライドを捨てるコトから始めましょう。
その②介護士のメンタル部分に対して、一切配慮しない施設・事業所
介護の仕事は、職場環境が整っていたとしても、利用者さんやその家族からメンタルがやられることがあります。こと家族に関してはモンスター化が厳しい社会問題にさえなっていますね。
モンスターファミリーに関しての記事も一度御覧ください↓↓
https://hiropen.com/monster-kramer-fam-care-work/
さらに、利用者さんの退所時も入所時も、色々な角度・切り口でメンタルを狩りにきます。それだけに、介護の仕事は常に精神的なキツさがつきまとってくる問題です。
そんなキツい時期を施設長、上司、部下の垣根なく理解し合い、互いに寄り添い、思いやれる環境を創っている。そんな配慮ある施設や事業所ならメンタルのキツさも多少は紛れるでしょう。
全く配慮にかける言葉をかけてくる。「それなら何も言わなくていい」
でも実際に多い現実は、キツイ時期にも関わらず、施設長や上司から
- 「みんなキツいんだ」
- 「根性が全く足りない!」
- 「俺が若かった頃は〜〜」
- 「仕事なんだからキツくて当然だし、プロなんだから当たり前だ!」
- 「新しい利用者がキツイ?おまえは利用者からお給料が出ているのだぞ!」
- 「うちより他の事業所のほうがキツイぞ!」
今、この文章を書いている私が腹がたってくるほどの内容なのですが、本当にため息しか出ない内容ですね。これは、互いにわかり合ってもいないですし、とてもじゃないですけど寄り添った発言とは言えません。

職員をケアできない施設が利用者さんをケア出来るわけがない
前述したような一切ケア出来ない要因は、経営者や施設長、上司の思考にあります。現場の介護士の事を「代わりはどこにでもいる」「所詮、イチ捨て駒」「雇ってあげているだけで、十分だろ」「下っ端のくせに!」という腐りきった思考があるからこそです。
そして、職員をケアできない人間が利用者さんをケアできるとは到底思えません。
職員のケアすら出来ない、しようとしない経営者や施設長、上司のもとで働いていても、心身共にボロボロになっていくだけです。
その③消耗品、特に衛生用品をケチる施設・事業所
これは前述した『その②』と相関性があります。



これは本当に一番すぐに改善できる項目なので、すぐに改善のために実行しましょう。
『必要経費』or『無駄な経費』なぜ考え方が2極化しているのか
1つ目は、事業所内の衛生リスクや感染リスクもそうですが、そこで働いている介護職員の感染リスクなどを考えているか、否かの違いです。

ある事業所に訪問させていただいたときですが、さすが引きました。。。これは、即日撤廃してもらい、仕入れルートを何種類か提供しましたね。
2つ目は、単純に節約のためです。
いやいや、こんな金額たかがしれてますよ。なにか事故や事件があるリスクと比較してみれば、すぐにわかるはずの問題です。社会的責任がかかっていますからね。
ちなみに経費対策というのは『無駄な経費』に対して行うものであり、現場におけるリスクが上がるものに関してはすべて『必要経費』の認識が必要です。
入浴時などは入浴用手袋などを使いまわしているところがありますが、考えられないです。発覚していないだけで、皮膚の感染症などを患っている利用者さんがいるので、リスク管理が甘々の1つの事例ですね。
その④上司が『気分屋・利己的・人格否定』の3拍子揃っている施設・事業所(お局放置プレイ含む)
こちらの件も何度か、取り上げましたが、こういった人材がいるのは仕方がないとして、問題は『放置』や『見てみぬフリ』をしているその企業の経営姿勢が問題です。現場はストレス地獄になります。
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この問題を放置している事業所は間違いなく、良きマトモな人材が居なくなり、粗悪なとち狂っている人材が残る風土になってしまいます。
最後に
今回の4つの項目は、介護士のみならず利用者さんを含む、施設の皆が不幸せになる項目です。
人が大きく関わる事業でその『人』を犠牲にして運営をしている事業所は、淘汰されるべきですし、ご自身の今の勤め先の施設・事業所で全項目あてはまるのであれば、嘘はいいません。絶対に長く働かないコトが自分のためです。
もしやめさせてもらえないのなら、今は退職代行などで即日辞めることもできるので、相談は無料なので、この機会に一度内容を伺い、検討されてみるのもありかもしれません。>>辞めたくても辞めれない介護士必見【退職代行業者】即日円満退職できる退職代行サービスおすすめ3選
すべての介護施設関係者に幸あれ。
それでは良い1日を!
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