
個人のパワハラ問題は本当に根が深いですね。
これは体験したことがある人しか本当にわからない気持ち。自分も過去飲食店勤務時の上司が本当にひどかった…
この方が訴えかけられている『パワハラ』をする人間は、謝罪をするような人格者ではないコトが大半です。


今日はこの対策について、今の会社辞めたくないのに『パワハラ』のせいで辞めたくなっている人に向けて、あなたが辞めるのではなく、相手を『異動・うまく行けば辞めさせれる』方法を記していきます。
パワハラの原因が「上司か会社」どちらかを知る

このご時世で、パワハラ気質満開の人がいることが、ビックリですし世も末だと思いますけど、まだまだ存在しています。
ここではパワハラ上司を追い込む方法の前にまず、まずパワハラ上司の6つの行動種類を確認してみましょう⇓
パワハラ の 行動種類 | 内容 |
---|---|
身体的な 攻撃 | 身体的な被害を受ける 殴られる、押えつけられるなど |
精神的な 攻撃 | 精神的な被害を受ける 脅迫、侮辱、暴言など |
過大な 要求 | 業務上明らかに不要なことを強制される 上司をお迎え、業務とは関係ない話で長時間の電話など |
過小な 要求 | 能力や経験を度外視した程度の低い仕事の強制 仕事を与えない、管理職者に新人と同じ業務を課す |
人間関係 からの 切り離し | 仲間はずれになるように仕向けられる 隔離、無視など |
個の 侵害 | 業務と一切関係ないプライベートにまで口出し 交際相手の事を詮索するように聞かれる、妻や夫の悪口を言われるなど |
上記のようなな行為をされているなら、それはパワハラになります。
パワハラかどうかの判断は、上記のような行為があった場合に受けて側がパワハラと感じたならそれはパワハラ行為になります。それなのに、会社はパワハラ上司を簡単にクビにすることができません。
その理由をご説明する前に、パワハラの諸悪の根源が「上司か会社」か確認し、どのように対処するか結論から確認します。
パワハラという諸悪の根源が会社の場合
例えば、パワハラの原因が下記のような場合。
- 経営者
- 上司複数
- 他部署の大勢の人達
これは会社がパワハラモンスター(上司)の巣窟となり、腐りきっている組織です。
シンプルにパワハラを全面的に良しとしているクソ企業となります。
会社もパワハラがあることを認知していて、放置している状況なんてこのご時世ある種勇気のいる行為ですが、全くもって理解出来ない。
筆舌に尽くしがたい状況。
そのような会社は、人材の入れ替わりが早いから、それを見越して大量採用してる特徴があります。
上記のような腐りきった体質の会社は、完全に『会社全体』にパワハラが染まってしまってるので、正直あなた一人が頑張って、どうにかなる問題ではない。
なので、辞めれるならすぐに辞めたほうが良い状況です。
その会社に、居てもメリットゼロというか気づかぬうちに自身の身も心も蝕まれてしまい、気づいた頃には手遅れの状態になってしまいます。
本当に人生においてデメリットしかありません。『精神』が蝕まれ『時間』を失っていくので転職などを視野にいれましょう。
パワハラの諸悪の根源が上司1人の場合
パワハラ上司1人のみが諸悪の根源だとすると、会社全体が、ブラックに染まりきっているわけでもなく、周囲の人にももしかすると良い人がいる可能性が高いです。
上記の状況であれば、実は辞めるべき人はあなたではなく、その心がブラックに染まりきったパワハラくそバカ上司なんです。
パワハラを受けている人間からすると、たまったもんじゃありません。
苦労して入れた会社を「ブラックパワハラ上司」と同じ職場になった。という出会い頭の事故のような不運な理由で、なぜ自分が身を引かねばならないのか。
もし会社がホワイトであればなおさらです。
1人のブラックパワハラ上司のせいで、あなたが忖度して辞める必要なんてありません。

どう考えても、本来辞めるべなのは、そのブラックなパワハラ上司です!
感情抜きに、冷静に言うと、辞めさせるは難しいかもしれないんですけども、パワハラ上司を追い込んで人事異動も退職もちゃんとした手順を踏めば可能です。
「パワハラ上司を追い込んで人事異動も退職もちゃんとした手順を踏めば可能」な方法は後述しますね。
ちなみに、例外はあります。そもそも今いる会社に魅力が何もないのであれば、逆に運命だと考えてこれを機に転職なりして次のステップにすすみましょう。
次に、パワハラが会社から何故簡単になくならないか解説します。
会社は簡単にはパワハラ上司をクビにできない
会社からパワハラが全くなくならない理由の一つは「パワハラ上司と言えど、会社が簡単にクビにすることが出来ない」からです。よって、下手に動くことができません。
パワハラ対応で重要な事は、会社より何より自分が動かないと状況は変わりにくいということ。
被害者としては「なんで自分が行動しなきゃいけないの?」という心理になると思います。
平気でパワハラをしてくる上司のことを「会社」もしくは「パワハラ上司の上司」が把握していることも多いです。
そして、会社は主に以下の2通りの対応にわかれます。
会社がパワハラ上司に対して行う2通りの対応
- パワハラ上司を見てみぬフリをしている会社
- パワハラ上司を抑えようと働きかけている会社
では順に説明します。
1|パワハラ上司を見てみぬフリをしている会社
こちらは、もうおしまいですね。正直、救いようがありませんし日本企業のガンです。
会社がブラック同然なので、退職することを強くオススメします。
解決に向けて、自ら行動すること自体が「時間」「労力」「体力」をすり減らすだけで、非常にもったいないので、砂浜の白砂が風に飛ばされるが如く、ふわっさら〜〜〜っといなくなっちゃいましょう!
辞めることすらさせてもらえないなら、今は退職手続きを代行してもらえるサービスがありますので、本当に困っていたらこちらの記事もご覧ください。
2|パワハラ上司を抑えようと働きかけている会社
こちらの会社はまだ救いようがあります。ただ把握しておくべきこと、理解しておきたいことがあります。
それは、「正直に言うと、会社がパワハラ上司をクビ(退職)に追い込むことは困難」ということ。

そのため、会社もクビにしたくてもクビにできない。だけども放置するわけにも行かない。
ということで、話をする場を設けたり、なるべく他部署、他社との関わりが少なくできる部署への人事異動を行い、対処療法的な対応しかできません。
パワハラ上司問題を解決するために自分が証拠を掴むためのアクションが必要
前述の通り、会社が簡単に退職をさせることが出来ないため、必要なのがパワハラの証拠です。
そして、会社はパワハラの証拠が個人から上がってくると、色々な動きが取れるようになります。
内容・状況があまりにも酷いと会社は『やった!これでようやく、クビに出来る!』となって即クビのような状態にもっていける可能性が出来きます。
パワハラ上司を追い込むための行動をとりながら、相手をもっと知ることが重要!
これは一種の戦いです!まさに「彼を知り己を知れば百戦殆うからず(※)」です。
(※)彼を知り己を知れば百戦殆うからずとは
彼を知り己を知れば百戦殆うからずとは、敵についても味方についても情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということ。出典:故事ことわざ辞典
なので、相手のパワハラ上司の特徴を知ることも戦う上では重要なファクター(要素)なので、パワハラ上司の特徴や対策を詳しく知りたい方は、下記事を参考にしてください。
パワハラ野郎(上司)の具体的な追い込み手順①〜③

私が社会人新人の頃の話ですが、パワハラ上司(お局)退治をした時は『仕事』でゴリッと抜いて、その後は言われることすべて論破して、けちょんけちょんにしてやりました。
完全に力技でしたし、やりたい放題でしたね…何事も面倒にならずに、お局を退治できたのは怖いもの知らずの状態かつ、当時の自分の失っても何も怖くない状況が幸いしました。
上司の上司から、褒めていただきましたが、「他の上司の皆さんがちゃんと指導してよ。頼りないな〜」と心底思い、仕事や人間力ってあんまり年齢関係ないんだと勉強になりました。
ということで、やはり自分でなんとかする方法が唯一100%信じることが出来る方法です。
ここからは、パワハラ野郎(上司)を実際に撃退した私を含め、知人、他社の成功体験に基づきお話していきます。
その①:証拠を残す
出来る限り、されたコト、言われたコトが証拠に残るもののほうがいいです。
パワハラ上司を追い込むための重要な証拠
- メールは消さないように残しておく
- 着信記録を残しておく(何を言われたか残す。可能であればスピーカーフォンにしつつ録音)
- 直接、口頭で言われることがわかってるなら、常に録音できる専用の録音機をポケットにいれておく(スマホなどは画面にあたって、気づいたら消えているコトがある)
*メモなどを残す場合は「いつ」「どこで」「誰に」「何をいわれたか」「この時どのように思ったか・感じたか」を明確に残すこと。
出来る限り、より多くの証拠を残すことにより、法的な手段も取れるようになります。
ちなみに、証拠を残す過程で目撃者がいるのなら、陳述書を書いてもらい、残しておくことも有効的です。
ここで1つ注意点
実際にボクが体験したことなんですけど、録音を取る際にスマホをポケットに入れて録音していた時に「録音出来ていなかった」ことがあります。
理由は、スマホの画面がポケット内で反応してしまっていて勝手に録音が終わっていたこと。
さらにスマホは勤務中ずっと電源を入れておくことが出来ませんし、もし電話がかかってきたらその時点で録音アプリは落ちてしまいます。
ボクの経験含め、上記のことから録音をスマホでやるには結構リスクが高いです。
録音ミスを起こさず、勤務中ずっと電源を入れっぱなしにできるICレコーダーを用意しましょう。
専用のICレコーダー(録音機)は、スタートボタンを押すタイプではなく、下記の録音機のようなツマミがあるスライドタイプがベストです。

その②:証拠を提出する
証拠が集まったら、この証拠を提出しましょう。
この証拠の提出先が重要。
パワハラ上司と異なる上司が『めちゃくちゃ信頼出来る人』なら、その信頼できる上司に証拠を渡して、相談しましょう。
上記のように、めちゃくちゃ信頼できる上司がいないなら、即人事に通報することが好ましいです。

せっかく手に入れた証拠も、握りつぶされたり、悪用され、パワハラ被害者のあなた達が逆に追い込まれることもあります。
本来は、パワハラ上司がやりたい放題にならないように、会社や他の上司などが管理すべきだと思うのですが、ここまで自分でしないといけないのは正直しんどいですよね。
そんな場合は、下記のその③の方法を取りましょう。
その③:人事も信頼できないなら、社内相談窓口や労組や匿名で会社HPに言ってもOK
人事も信頼できない!言った後が怖い!と思うなら、労働組合や会社HPに匿名でメールを送るなりすれば良いです。


証拠を出せば、パワハラ野郎(上司)を『追い出せる』

前述の通りで、結構なレベルでパワハラ野郎(上司)を撃退することができます。
異動もしくは退職ですね。
会社として一番起こしたくないことが、問題を大きくしたくないことです。
しかも今は○○ハラスメントに対しての世間の風当たりが強いですから、なおのこと。
なので、会社としてもしっかり『証拠』があれば退職にもっていけるので、心の中では「ようやく証拠がきたからクビにできる!」と、案外ありがたがられたりするものです。
パワハラで受ける可能性のある主な罰則
パワハラの罰則は下記の通り、大枠で5つあります。
名誉毀損罪 | 刑法第230条 | 3年以下の懲役もしくは金庫、または50万円以下の罰金 |
侮辱罪 | 刑法第231条 | 拘留または科料 |
脅迫罪 | 刑法第222条 | 2年以下の懲役または30万円以下の罰金 |
暴行罪 | 刑法第208条 | 2年以下の懲役または30万円以下の罰金 |
傷害罪 | 刑法第204条 | 15年以下の懲役または30万円以下の罰金 |
証拠があれば、弁護士に相談して、法的に罰することも可能。
実は、会社もそこまでしたくないので『証拠』がちゃんとあると動いてくれるのです。
そして、本人に上記の『パワハラに関わる罰則』の話をすると、パワハラ上司は何かの罪で訴えられるならやめる!と、『退職せざるを得ない状況』を作ることができます。

うつなどの診断書もパワハラ上司を追い込み辞めさせることが可能
うつ患者が診断書でパワハラ上司を訴え辞めさせた方法があります。当記事の内容にある「録音などの証拠」をのこしつつ、パワハラ上司と戦って見事に勝利した話です。ぜひ一度読んでみてくださいね。
追い込んだ事例を作ると会社からパワハラという単語が消えます

このように手順を踏んで、パワハラを倒す環境ができて、一度でも『追い込んだ』事例を創れば、社内にはもちろん広がるし、これから入る社員もその話を聞きます。
それなのに、パワハラをやるようなもんなら…

しか考えられないですね笑
もしパワハラが発生したら、あなたの行動に勇気づけられて、あなたと同じように『証拠』を残す人も出てくるでしょう。
尊師のように、頼られるかもしれません。
ちなみに、大企業勤めの知人は、パワハラリークを一度してもなくならなかったみたいですが、その後もバンバン通報して、3回通報したら、社内からパワハラが消えたと言っていました笑
パワハラを受けてると心身ともにかなりキツイですが、どんどん証拠を残し、ジャンジャン通報してやりましょう!
それでもパワハラから逃れられない場合は自分のために逃げよう!
自分がすり減らなくて大丈夫です。私の知り合いも前職が誰でも知っている大手企業に勤めていましたが、めちゃくちゃなことを言われたり人格を否定する上司がいましたが、自分で『退職』を切り出す勇気がなかったのです。
しかし相談に乗った際に明らかに目がおかしくなっていたため命の危険性すら感じるほどで、とても大切な友達だったので退職代行サービスを使って即日に辞めさせました。
その時は今まで使えなかった有給も全部もぎ取ることができ、結果的に3万円かかりましたが、有給消化分で十分お釣りがきて本当に感謝されました。
*その時の退職代行サービスは『SARABA(さらば)』です。
退職代行サービスを知らない、もしくは使うか悩まれている方は「退職代行サービスおすすめ4選比較!即日円満退職できる【辞めたくても辞めれない人必見】」の記事も是非参考にしてください。
最後に
このサイトはパワハラが多くてブラック企業が蔓延している介護業界にいる介護士複数のメンバーで運営しています。
パワハラを受けていた当サイト運営メンバーの1人が当時うつになってしまいましたが、診断書等を使ってパワハラ上司を追い込んで辞めさせた方法があります。
もしその会社をやめたくないなら、あきらめないでくださいね。なんとしても追い出してやりましょう。
もし会社がホワイトなのに、たまたまサイコパスなブラックパワハラ野郎(上司)に当たってしまった!という場合には、やめるべきなのはあなたではないです。
ブラックパワハラ野郎(上司)が辞めるべきなので、『証拠』を残して、『通報』して追い出すこと、これが最善の策だということを覚えていてください。
録音のミスだけはくれぐれも注意してくださいね!
もし会社もパワハラを許すブラック系なら、準備でき次第やめてやりましょう!
リスクヘッジとして、ミイダスで自身の今の市場価値を先に知っておいたり転職エージェント、サイトに登録だけして情報を収集しておきつつ、いつでも転職できるように準備してことをオススメします。
\自分の年収を調べてみよう/

パワハラをぶっ壊す!!
それでは良い1日を!!
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